今日は「青い宝石」や「ヒスイ」などの別名を持つ美しい鳥“カワセミ”をご紹介します。
いつも散歩している長池にカワセミが飛来するので、町内のアマチュアカメラマンがよく撮影にきています。
私も一度この目で見たいものと、散歩の折りにはカメラを持って歩いていますが、残念ながら今まで恋人は顔を見せてくれませんでした。
ところが、一昨日の午前11時前、遂に現れました。枝に止まっているカワセミを見つけたのです。
しかし枝の影に隠れるような状態で止まっていたため上手く撮影できませんでした。
その内、飛び去ったので次のチャンスを待つことにしたその翌日、午前10時5分、再び恋人が現れてくれました。
2日連続の対面です。
ラッキーでした。
・池に張り出した木立の枝に止まっているカワセミを見つけました。
カワセミはブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に分類され、水辺に生息し、鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴の小鳥です。
ヒスイ、青い宝石、古くはソニドリ(翠鳥)と呼ばれた事もある美しい鳥です。
・小魚を狙ってじっとしています。
カワセミの名称は「川に棲むセミ」の意で、この「セミ」は古名の「ソニ」が「ソビ」に変化し、それが転じて「セミ」となったようです。
カワセミを表す漢字は、川蝉、翡翠、魚狗、水狗、魚虎、魚師などがあり、その内、川蝉はセミとは関係がなく音からの当て字、翡翠も光の当たり具合によって背の色が緑色に見えるところからの当て字だそうです。
そして、魚狗、水狗、魚虎、魚師などの漢字はカワセミが巧みに魚を捕らえる様子から付けられたそうです。
・飛びこむ寸前の体勢です。
この時は小魚を捕らえることはできず、そのまま飛び去りました。
次の機会には小魚をくわえたカワセミを撮影したいものです。