またまた新しい手口の悪質商法です。
昨日のニュースによれば、アダルトDVDの送りつけによる被害が増えているそうです。
ニュースによると、注文していないアダルトDVDが突然、自宅に送られてきたうえ、代金を請求されたというトラブルの相談がことし5月以降、増えているとして、国民生活センターが注意を呼びかけているそうです。
一方、全国の消費生活センターにも、ことし5月以降、注文していないアダルトDVDが突然、自宅に送られてきたうえ、代金を請求されたという相談が寄せられるようになり、その件数は合わせて20件程度に上っているということです。
相談者は30代から60代の男性で、すべてのケースでおよそ60万円の代金を請求されていたということです。
こうしたトラブルについて、国民生活センターは、注文していないのであれば代金を支払う必要はなく、個人情報を知られるおそれがあるので、業者に対してみずから連絡を取らないよう注意を呼びかけているということです。
国民生活センターでは、「かつては健康食品をお年寄りに送りつける手法が目立ったが、最近はアダルトDVDの送りつけが増えている。身に覚えのない商品が届いたら、消費生活センターに 相談してほしい」と話しているそうです。
また読売新聞の記事では、
埼玉県の50歳代男性宅に5月、「VIP会員の契約を賜り、お礼申し上げます」などと書かれた書面とともにDVDが5枚届いた。
ラベルは無地で、再生するとモザイク処理されていないアダルトDVDだった。後日、約60万円の請求書が送られてきたということです。
国民生活センターによれば、一方的に送りつけられた物を受け取っただけでは契約は成立せず、開封しても支払い義務はない。
また、こうした事情で違法DVDを所持しても罪に問われることはないということです。
読者の皆さんのご家庭に、もし、このような身に覚えのない品物が送られてきても絶対に送り主に連絡しないでください。
送り付け商法で個人情報が知られると、脅迫まがいの電話や文書がひっきりなしにかかったり届いたりします。
落ち着いてお住まいの消費生活センターか国民生活センター、あるいは警察にご相談ください。
お知り合いの方にも、十分注意するよう教えてあげてください。