らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ハットトリック

2014-07-25 | 雑学

サッカーワールドカップブラジル大会はドイツが6大会ぶり、4度目の優勝を果たして幕を閉じました。
今大会では、ドイツのミュラー選手とスイスのシャキリ選手がハットトリックを達成しています。
日本は残念ながら、3試合で2得点しか獲得できませんでしたが、この二人は1試合で、しかも一人で3得点を挙げています。
素晴らしい活躍だったですね。
そこで今日はハットトリックの語源について調べました。

ハットトリックとは、1試合に同じ選手が3得点することをいい、6得点をダブルハットトリック、9得点をトリプルハットトリックといいます。
ハットは帽子のことですが、何故、「帽子のトリック」と言うのでしょうか?

ハットトリックはイギリス発祥のクリケットに由来しているといわれています。
クリケットは野球の元になったスポーツで、投手(ボーラー)はウィケットという柱と横木に向かってボールを当て、それに対して打者(バッツマン)はそれを守るためにボールを打ち返します。
ウィケットの横木を落とせば打者はアウトになります。
3人の打者を連続でアウトにするのは、野球以上に難しいといわれています。

この偉業を成し遂げた選手には高級な帽子が贈られ、大変な名誉なこととされました。
これがサッカーでも使われるようになり、1試合で3得点した場合をハットトリックというようになったそうです。

昨日、サッカー日本代表監督に、元メキシコ代表監督のハビエル・アギレ氏が決まったニュースが報じられていました。
新監督にはW杯出場と、「ハットトリック」までは望まないので、もう少し得点が取れるようなチーム作りを願いたいものです。