今春、菜園仲間 K氏から十六ササゲの種を頂きました。
このササゲの名前は知っていましたが栽培するのは初めてです。
そこで今日はジュウロクササゲをご紹介します。
ジュウロクササゲ(十六大角豆)はマメ科、ササゲ属の一年草で、ササゲの一亜種(変種)だそうです。
ササゲはつる性の種類とつるなしの種類とがありますが、十六ささげは、つる性の種類で、地域によっては「長ささげ」「三尺ささげ」「ふろう豆」とも呼ばれているようです。
・ジュウロクササゲの支柱です。
原産地はアフリカ北部と言われており、日本には平安時代には既に渡来していたそうです。
インゲン豆に似ていますが蔓性で茎の長さは2~3mになり、莢の長さは30㎝から長いものでは80センチくらいになります。
十六ささげの名前は、莢(さや)に16個の豆が入っていることからと言われています。
高温に強い豆で、莢の長さは一日で10センチ以上伸びることもあるようです。
・右側にぶら下がっているのは40㎝ほどになったジュウロクササゲです。
十六ササゲはインゲンと同じように、莢がまだ柔らかい状態で収穫して莢ごと食べます。
食べ方はたくさんありますが、この時期の食べ方の一つは、お浸しにしてビールのつまみにします。
作り方は、
1.塩を入れた湯で長いまま茹でます。
2.冷めるのを待って4㎝ほどの長さに切ります。
3.ゴマと麺つゆをかけて出来上がりです。
・畑で収穫した長さ約45㎝の十六ササゲ(大角豆)です。左は13㎝ほどのインゲンマメです。