近々、実家で法事があるので畳に正座することになります。
私は、正座をすると足がしびれて立ち上がれなくなることがよくあるのですが、皆さんがご経験がありませんか?
この原因は末梢神経の圧迫と血行不良による一過性の麻痺のため のようです。
今日は、正座してもしびれにくい姿勢とその対策について調べることにしました。
「しびれにくい姿勢」
1.背筋をぴんと伸ばし、重心を前にして坐る。
その時、かかとや足の甲に体重をかけず、重心を前にし、膝の少し前の方に手を置くとしびれにくくなるそうです。
2.正座をする時は足の親指を軽く重ねて坐る。
足首で円を作って、その中にお尻を納めるように座ると足に負担がかからず楽になるようです。
左右の足が平行になるように正座をすると、かかとにお尻が乗り、体重がずっしりとかかって、足首も痛くなりやすいので、その姿勢は避けます。
3.足の甲を両方床にベタッと付けて座ると、足首が一番伸びた状態になるので、両足先がしびれやすくなるそうです。
片方の足の甲をもう片方の足裏に重ねて座り、ときどきは上下を入れ替えることで、足にかかる負担を片足ずつ分散させられるので楽になるようです。
4.膝をピッタリ付けず、少し離したほうが 正座 が楽で、しびれにくくなります。女性なら3~4センチ程度、男性ならこぶし1個分あけるとよいということです。
「正座中のしびれ対策」
正座中にしびれてきたら次のようにするとよいそうです。
1.体の重心を時々移動させる
しびれそうになったら片方の足に重心を移し、もう片方を休ませてやるとしびれがとれるので、これを交互に行います。
2.重心を前後左右に移動する
同じ姿勢をしたままだと しびれるので、少しずつ重心を変え 同じ場所に体重がかからないようにします。
お尻を右足や左足の上に交互に移動したり、時々は 前後にも体重移動するようにします。
3.足の親指に力を入れ強く曲げる
足がしびれたら足の親指に力を入れ強く曲げると5秒前後でしびれがとれるそうです。
体重を膝の方に移し、足の指をよく動かすようにしてもよいと言うことです。
個人差があって全く効かないと言う人もいるかも知れませんが、一度試してみる価値がありそうです。