らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

紅茶と緑茶の違い

2014-12-30 | 雑学

一昨日ゴボウ茶をご紹介しましたが、今日もお茶について調べてみました。

早速ですが、紅茶と緑茶の違いをご存知でしょうか?
「緑茶、ウーロン茶、紅茶の違い」について、サントリーのHPにリンクしておきますのでご参照ください。

緑茶も紅茶も原料は同じ、「カメリアシネンシス」という学名のツバキ科の茶の樹からできています。
同じ「茶葉」なのになぜ、あのような違いが生れるのかというと、その秘密は発酵にあります。

紅茶は、茶葉を完全に発酵させて作られた発酵茶です。
お茶の生葉を摘み取ったまま放置しておくと、葉の中に含まれている酵素の働きで自然発酵し、茶褐色からオレンジ色へ変化していきます。
それが紅茶です。
紅茶の主な生産国はインド、ケニア、スリランカ、インドネシアなどで、全体の茶生産量の約75%を占めているそうです。

それに対し、日本茶独特の緑色をした緑茶は葉を加熱して酵素の働きを止めて作ったものです。
そのためには、摘み取った茶葉を2時間以内に製茶工場へ運ぶと言うスピーディな対応が求められるそうです。

緑茶は、加熱に蒸気を使う煎茶や玉露、番茶などの「蒸し製緑茶(日本式)」と、釜で炒る「釜炒り製緑茶(中国式)」に分けらます。
そして、茶の生産量の約20%程度が緑茶だそうで、主に中国と日本で生産されており、中国では茶の全生産量の75%が、日本ではほぼ100%が緑茶だそうです。

因みにウーロン茶などの中国茶は茶葉を半発酵させたもので、発行のレベルによって緑茶、青茶、黒茶、紅茶、黄茶、白茶の六大茶と、花弁の香りを茶葉に移したり、茶葉に混ぜた花茶の計七種類に分類されるそうです。
ウーロン茶は日本人にとっては馴染みのあるお茶ですが、世界的に見れば非常に生産量が少なく、中国茶の全生産量の9%程度で、その産地も福建省と台湾が中心と言われています。