らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

2015-02-13 | 家庭果樹

大阪南部の熊取地方は、2月9日にこの冬一番の寒さに見舞われ、粉雪が舞い散って初雪となりました。

・2月9日夕方の粉雪で、薄っすらと雪化粧したガレージの屋根です。


しかし、植物は確実に春を感じとっているようです。
我が家の鉢植のサクランボは、気温が低い冬の間でも少しずつ蕾が膨らんでいましたが、ここ2~3日の暖かさで更に膨らみが増してきました。

・蕾が膨らんできた鉢植のサクランボです。


・このまま暖かくなれば、今月末か来月初めには開花するかもしれません。


さて、桜と言えば、映画「男はつらいよ」の中で、露天商の仲間が桜となって客を装っているシーンがありましたが、客のふりをして他の客の購買心をそそる者を何故、「さくら」と言うのでしょうか?

そこで今日は、人の「桜」について調べました。

「桜」とは、客を装い、他の客の購買欲をそそる者で、的屋の仲間をいい、隠語としての「さくら」は漢字では「桜」と書きます。
桜の語源は諸説あるようですが、江戸時代の芝居小屋で役者に声をかける見物人役は、パッと派手に景気よくやってパッと消えることから、桜の性質になぞらえて呼ぶようになり、そこから露天商の隠語となって、明治時代以降に一般にも広まったとする説が有力とされています。

私は若い頃、大阪ミナミの盛り場で、桜につられてオペラグラスを無駄買いしたことがありました。
品物は粗悪で役に立ちませんでした。
高価なものではないので惜しげはありませんが、桜と業者の口上を聴いていると面白いので、ついつい引き込まれて買ってしまいました。
露天商には桜がいるので、十分気をつけていただきたいと思います。