らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

おなかの「グー」

2015-02-14 | 雑学
昔から「出物腫れ物ところ嫌わず」と言います。
この場合の出ものは「おなら」を指しているようですが、おなかが「グー」と鳴るのも「でもの」と言えなくもないような気がします。

改まった席や劇場などの静かな場所で、おなかが「グー」と鳴った経験はありませんか?
冒頭の諺は、そのような時に言い訳に使用する場合が多いですが、でも恥ずかしいですよね。
おなかが空いた時や緊張した時に何故「グー」と鳴るのでしょうか?

調べてみると、「グー」という音の原因は、おなかが空くと胃壁の運動と胃液の分泌が激しくなり、胃の中の空気や胃液があちこち動き回わることによって音が出るのだそうです。
これは病気ではなく、単なる生理現象なのでそれほど心配はいらないそうです。
とはいえ、人前でおなかが鳴るのは恥ずかしいですよね。

そこでその対処方法を調べたのでご紹介します。
1.間食はとらないこと。
  おなかが鳴ったら何か食べればいいと思いがちですが、間食は胃酸の分泌バランスを崩し、ますますおなかが鳴りやすくなります。
  朝食、昼食、夕食をできるだけ同じ時間に食べるようにすれば、胃の働きも周期的になり、突発的な「グー」が発生しにくくなるそうです。
2.「低GI値食品」をとること。
  「低GI値食品」とは、血糖値が急激に上昇しない食品のことです。
  ご飯などの炭水化物はゆっくり消化吸収されるため、血糖値も緩やかに上がって満腹感が続きます。
  空腹を感じるまでに時間がかかるので、突発的に「グー」と鳴ることが少なくなるそうです。
3.背筋を伸ばす。
  お腹の中は腹腔と言って、風船のような空洞になっているので、背伸びをすることによって腹腔の容積が小さくなり、その空気圧で胃の収縮運動を一時的に抑えること
  ができるそうです。
4.お腹を膨らませる。
  お腹が鳴りそうになった時、腹式呼吸の要領で息を吸い、お腹を膨らませて、内側から空気の圧力で胃の収縮運動を抑えれば良いそうです。
5.炭酸飲料や水を飲まない。
  炭酸飲料の泡はガスなので、炭酸飲料を頻繁に摂取することも体内にガスが溜まる原因になってしまいます。
  また、胃酸を薄めないように、食事中の水分は控えめにすることと、飲む時にはガブ飲みせずに少しずつ飲むようにするとよいそうです。

度々「グー」と鳴る方は参考にされては如何でしょう?