らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

キンモクセイは「サイ」から

2016-10-28 | 

散歩していると、あちらこちらでキンモクセイの強い香りが漂ってきます。
キンモクセイの花言葉は「謙虚」「謙遜」「気高い人」「真実」などだそうで、その由来は、
 ・「謙虚」「謙遜」は、強い香りが印象的な一面とは裏腹に、咲かせる花は小さくつつましい様子に因んでつけられ、
 ・「気高い人」は、季節の変わり目に降る秋雨の中で、潔くすべての花を散らせることが「気高い人」という花言葉の由来となっているそうです。

・キンモクセイの花です。


ところで、キンモクセイは漢字では「金木犀」と書き、動物の「犀(サイ)」の字が当てられています。
何故なのでしょうか?

キンモクセイの原産地は中国で、日本には江戸時代に渡来しました。
モクセイには何種類かありますが、一般的にモクセイ(木犀)と言われるものの由来は漢名の木犀の音読みです。
漢字に動物の「犀(さい)」が当てられているのは、幹肌が「犀(さい)」の皮膚に似ることからということです。

そこで今日は名前の由来となっている金木犀の樹皮と動物のサイの皮膚とを見てみることにしました。

・これが金木犀の樹皮です。
   

下の画像がこの時期、芳香を漂わせているキンモクセイ(金木犀)の名前の由来となったサイ(犀)の皮膚です。
似ているでしょうか?

・こちらはサイの皮膚です。