三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

木製サッシ

2005年11月13日 04時49分27秒 | Weblog

きのうは山形県東根市で取材。
久しぶりに、北海道標準スタイルの家を見て、安心感。
外観が写真取れなかった。 
って、手違いで工事用の大型ゴミ箱が撤去されていませんでした。はぁぁ。
まぁ、しょがない、ということで外観のみ、別の日に撮影。
配置・間取り的には、平屋の居間・食堂を、切り妻に付けたようなプラン。
なかなかプラン的に完成度が高く、デザインのまとまりもいい。秀逸な住宅です。
今度のリプラン東北版で、掲載しますのでお楽しみに。

さて、写真はこの家の、居間からデッキに出るところ。
大型の掃き出しで引き違いの、輸入の大型木製サッシ。
断熱性能は、ほとんど「透明な壁」とでも呼べる高いレベルです。
さらに、どんどん改善が加わっていて
気密性の向上と、使い勝手の進化がはっきりとわかります。
右側に、かみ合わせ部分の写真を載せました。
って、詳細はやっぱむりですけど、閉じるときには最後にくっと、軽く、窓全体が持ち上がってから
ぐぐと、閉じる構造になっています。 言葉じゃ難しいですね、説明。
とにかく、性能と使い勝手のバランスが最高なんです。
わが家も、木製3重ガラス入りを全部に使っているのですが、
こうした性能面の上に、なんといってもデザイン性が抜群ですよね。
柔らかな木質の表情が、室内にやすらぎをもたらしてくれ、
いっぽう外部では、色を塗って楽しめる、家のアクセントカラーを選べる、
という大変大きなメリットがありますね。
まぁ、外国では外部の窓枠の塗装はほとんどが白だそうです。
どんな外壁の色合いにも、合わせやすいということのようですね。

確かに価格的にけっして安くはありませんが、
その家の格調を大きく左右する、大変重要で決定的なエレメント。
しかも、耐久性はどんどん向上中。
みなさんの家計画で、美しい木製窓、ちょっと検討してみませんか?
コメント
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