アース21という地域工務店のグループでは、
年に1回、独自の雑誌を作成して発刊しています。
その編集作業に、参加しております。
まぁ、出版自体は当社が代行・サポートしているわけですが、
あくまでも、編集作業はアース21メンバーの責任作業であります。
長い期間、関わらざるを得ないので、メンバーのみなさんの労力は大変です。
編集の作業って言うのは、
企画のアイデア出しから、進行管理、連絡、
取材の交渉、スタッフ構成、段取り仕事、
写真・テキストの進行管理、レイアウトデザイン、
印刷工程管理、全体予算管理などなどがあります。
このほかにきわめて重要な仕事として、広告予算監理がありますが、
まぁ、こっちは「広告」セクションの領域。
これだけでも、ゆりかごから墓場まで、さまざまな作業が出てくるモノなので、
一回関わると、家を建てるのと同様の作業手間に
みなさん、びっくりされるものと思います。
で、そういったプロセスを経て
出版にいたるものなので、
そのぶん達成感があり、独特の高揚感を得られるものです。
やはり、「ものづくり」という部分なのですね。
ことしの雑誌では、はじめて参議院の国会議員さんたちとの
「懇談会」まで仕掛けて、その模様も収録しました。
参加する、ということもかなりの労力になっていたわけで、
そういう意味では、みなさん、
「やったなぁ」という表情がさわやかであります(笑)。
人に見ていただくと言うことで、
自社の建てた住宅についての写真表現も、
ずいぶん、気を使われるようになって、
格段に、ビジュアル的な部分も向上していくものです。
やはり、いいものををつくっているのなら
その表現にも、大いに気を使って、
それを美しく伝えていく努力も大切だと思います。
それがものづくりの大切な、「コミュニケーション」の部分。
だんだんと、表現のディテールにまで気遣いが見られるようになってきて、
面白みも感じてこられている様子です。
まぁ、そういった総体が、世の中に対するアピールなのであり、
出版と言うことの意味なんだと思います。
生まれ出るのが楽しみだ、という気持ちが持てるのはすばらしい。