きのうは、仙台にて「中央3省東北トップによる講演会」が
開催されました。
PPPという民間と行政サイドとの連携によるセミナーです。
大震災以降、行政の動きについての公式的な情報が
不可欠になって来て、毎年取材してきています。
国土交通省・経済産業省・農水省の東北官僚組織トップによる情報開示です。
なんですが、早朝から札幌、北海道は大雪状況。
07:50新千歳フライトの便めがけて、早めに最寄りのJR琴似駅へ。
いつもより早く、午前6時に到着したのですが、
いきなり駅でアナウンスがあって、列車は軒並み運休や遅ればかり。
とりあえず、乗れる列車にということで、06:20発の列車に。
JR札幌駅からは、06:33発の新千歳空港行きに乗り換える予定で切符も購入。
この列車が6分遅れで札幌駅に到着したのですが、
乗換の06:33発の新千歳空港行きの案内がどこにもない。
確認したら、この便は「運休」したということ。
わたしは、「指定席」も購入しているのですが、無情の宣告であります。
で、次の便は、06:48発。予定では07:25到着なので一応飛行機には間に合う。
なんですが、すでに自由席車両は長蛇の列。
ようやく乗車はできたのですが、
今度はドアが駅停車ごとに開閉に時間がかかる。
雪が付着して機械が「締まっていない」という危険アラートを出す。
時間がジリジリとロスしていく・・・。
最初3分遅れで発車したのですが、新千歳空港には11分の遅れで到着。
この時点で07:36分なので、チケット受付やボディチェックも考えると
たぶん、ダメだなぁと半分は諦めておりましたが、
それでも長蛇のエレベーターをキャンセルして階段を駆け足上り。
さすがに寄る年波、すぐにゼイゼイ・・・。
やっとの思いでチケット購入の列に並ぶと、地上アテンダントの方が、
ショートカットの案内をしてくれまして、
チケット購入・ボディチェックもショートカットしてくれました。
そこから走ってゲートを抜けてなんとか、間に合った次第。
久しぶりのギリギリセーフ、というフライトでありました。
やっぱり地上交通の乱れということで、
いろいろに配慮してくれていたようです。
ただ、そうかもとは思っても、時間が迫ってくる身としては、
どうしても走ったり,焦ったりさせられます。
で、そこからも飛行場の滑走路が1本だけの運用だったようで、
地上を走る時間が異常に時間がかかり、
結局、仙台空港到着は30分の遅れでした。
で、最初の講演が国土交通省の方の講演。
高速道路の震災後・建設状況の説明であります。
通常、5年はかかる進行が1年に短縮されて猛スピードで進行している様子が
報告されておりました。
「遅い,遅い」と言われ続けている「復興」ですが、
取り組んでいる状況をつぶさに聞くと、
やはり、危機に対応しての日本人の集中力というのはすごいと実感します。
各人が、いま可能なことに誠実に真摯に対応すること、
それが、大きな力になっていくのだと思われました。
・・・、それにしても
わたしが出張から帰還する土曜日から日曜日に掛けても
北海道は大雪という予報。
さてさて、ことしの冬の猛威、まだまだ半端ではないようですね。
国土交通について、深く学んだ1日でありました。