きのう、ふとコンビニで見掛けた週刊文春さん。
パラパラとめくっていたら、住宅ネタが健康関連として記事になっていた。
一般週刊誌、あるいは一般新聞でも住宅ネタって、
ほとんど目にすることがないなかで、ちょっと驚いて購入しました。
あ、わたし、新潮と文春は比較的に好きな雑誌でして、
新聞系雑誌は絶対に見ないけれど、この2誌はそれなりに買うことがある。
最近は文春が、「砲」付けで呼ばれて、話題を提供しているけれど、
「家の履歴書」などのコラムがなかなか充実している。
あ、わたしは文春から広告料はもらっていません、念のため(笑)。
で、この記事を書いたのは笹井恵里子さんという「ジャーナリスト」さん。
まぁフリーで記事を提供しているライターさんのよう。
「やっぱり危ない!?「糖質制限ダイエット」第一人者が急死した」
と書かれた糖質制限ダイエット派の桐山秀樹さんの死亡をめぐって
話題になったルポルタージュ活動をされていたそうです。
わたしはそういうダイエット系の話題には興味がなかったのですが、
カミさんは大好きでして(笑)、彼女はいまだに糖質制限ダイエットをしている。
効果のほどはまぁ、どうなのでしょうか(笑)。
そういった流れから、今度は住宅と健康というネタで週刊誌に売り込んでか、
こうした記事掲載に至ったのではないかと思われます。
記事は、慶応大学の伊香賀俊治先生、識者の今泉太爾氏、星旦二先生、
近畿大学の岩前篤先生など知己のみなさんへの取材に基づいて展開。
内容的には、一般のみなさんに興味を持っていただける記事だと思います。
たぶん、文春と言うことで中高年男性読者が多く、
かれらに共通の悩み事として老後の健康問題というのが大テーマだろう、
というヤナギの下のドジョウを狙ってのものかと。
少なくとも、文春編集部の判断としてこういった「スジ」はありそうです。
記事の中でいろいろな書き方をされています。
そのなかで伊香賀先生への取材応答だと思われるのですが、以下の記述も。
「平均年齢67才の約60名の脳を特殊なMRIで調べると、
室内の床上温度が16度の家に住む人は、13度に住む人に比べて、
脳の神経繊維が6才若いことがわかった」
ふ〜〜む、なかなか対象年齢層といい、ツボに迫っている(笑)。
「おお、これは・・・」
と、この年代層が揺すぶられそうな話題展開なのでは。
大体、この年代層は知的好奇心は強い方だと思われるので、
「脳みそ」に直接かかわってくる書き方だと、持って行かれそうかも。
まぁこの年代だと、たぶん住宅リフォーム需要ということになるでしょうから、
しっかり低予算での「窓への樹脂内窓プラス」という簡便リフォームも紹介している。
さらに大規模な断熱リフォームについても伊香賀先生の推奨というカタチで
話題として展開されていました。
一般誌でもこういった記事が掲載されてくるように、
断熱への理解は深く浸透しはじめていると、温暖地の状況は見て取れますね。
市場変化に敏感に対応していく必要があるでしょう。