三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

ライブドア事件~2

2006年01月24日 05時56分21秒 | Weblog

このブログのテーマとはずいぶん違うのですが、また触れます。
きのうたまたま書いたら、速攻で逮捕まで行っちゃいましたね。
東京地検特捜部には、いろいろな外部からの圧力がかかったと思うのですが
どうもまた権力闘争の気配も感じられます。
このタイミングで着手して、どういう方向にこの事件が向いていくものか
まだ先が見えにくい感じがします。
特捜部は自分が立てたスケジュールよりも時間を早めて
進めているのではないでしょうかね。
そうでないとしたら、かつての豊田商事事件のようなことがないように
むしろ被疑者たちの身柄の安全確保優先だったのか
あるいは相当な証拠固めが進んでいて、立件まで、短期決着可能なのか。

どうも、怖い話になってきた印象もあります。
ライブドア自体がどうこうよりも、かれらを利用してきたらしいウラ社会の問題とか
(例の関係者の「自殺事件」とか、ちょっと怖い)
これを利用して、権力闘争を仕掛けようという動きが強まってきている気がします。
きょうの読売はさっそく内閣支持率調査をやっていますね。
まぁ、微減程度ということのようですが、こういう展開までは
回答に織り込まれていないでしょうから、さて今後どう動くのでしょう?

かつてのリクルート事件のときのような
なにかの転換点になるような印象が強まってきた事件の展開。
ただし、どうも今回のライブドアについていえば、やっぱほとんど実業の部分がない、か
ほとんどメインとは感じられない投機中心の会社なので、あっという間に消えてしまう
そんな危惧がありますね。
たぶん上場は一発で吹っ飛んで、維持できない。
その後、社会の中でのきちんとした実業としての存在意義を持っている会社なのか
という論議になれば、結論はほとんど意味のない会社でしょうね。
そもそも社員がそこまで、精神的にも耐えられる企業風土を持っているのかどうか?

政治の世界でいえば、小泉さんの異常なひとり勝ち状況が
この事件から、一気に風向きが変わっちゃう気配が出てきたようです。
どうも、面白いように民主党の側に風が吹き始めて、
小泉「改革」とホリエモンが、イメージ重なって見える構図が鮮明になってきている。
国会で「ホリエモン使ってイメージ選挙やって得た、いまの自民党議席は、
粉飾決算そのものだ」って、久しぶりに野党に勢いが出てきた。
ホント、一寸先は闇、みたいな状況の昨今ですね。

さて対岸の火事ばかりではありませんでした(笑)。
ウチのブログ、一部でライブドアのサービス使っているのだったんでした。
まぁ、無料に近いサービスなんですけど、さて、どうなるのかなぁ?
あ、ご心配なく、そんなのすぐ他に移ればいいだけですから(笑)、ってね。
インターネットポータル、ライブドア利用者なんて、所詮その程度の認識ですよね。
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