写真は宮崎で見学したあるハウスメーカーのモデルハウス。
こういう大手メーカーって、全然見る機会もないので
ちょうどいい機会だなと思って見学しました。
でもまぁ、客を装っての素通り見学ですから
あんまり話を聞くわけにはいかない。
見られるのは、最近のインテリアへの感覚の変化ということ。
大手メーカーのモデルハウスって言っても
たとえばツーバイフォーとか、鉄骨造ですって
その構造的特殊性を謳うようなことはない。
またそういうことで顧客に視覚的にアピールしようとも
考えてはいない感じがしました。
まぁ、ツーバイフォーで売っているメーカーが
これ見よがしに円柱状の建築デザインを見せていたくらい。
こういうのもできるんですよ、と見せびらかしているのか?
で、デザインの傾向なんですが、
和と洋のイメージがこんな写真かなと。
でも、そうばかりは言えないかなぁ・・・。
すぐにセールスマンが出てきたんで、写真撮れなかった
最大手メーカーのそれは、完全なシンプルモダン。
大型薄型テレビが似合うリビングルームと
居間的に開放型の、居心地の良さそうなダイニングでしたね。
さらに玄関からリビングへの導線空間の壁は
完全にシンプルモダンの空間なんだけれど
よく見てみると、壁に細かいテクスチャーが施されていて
なかなかによくしつらえられた空間でしたね。
やっぱ、インテリア的には大型の薄型テレビが主役になっていて
それが収まるような空間デザインというのが
どうも多くのユーザーからの要請である感じがします。
あれだけ大きなオブジェ、それもめまぐるしく変化する画面を持つのですから
それがしっくりと収まる、というためには
あまり他の素材感が感じられない方がいいのかも知れませんね。
さて、このあたりは、もうすこし検討課題でしょうかね。
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