三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

トヨトミのストーブ

2006年03月21日 07時27分29秒 | Weblog

今年の冬の寒さが、最後になってまたぶり返してきました。
3月も末、彼岸になって札幌は大雪です。
すごいです、窓の外は真っ白銀世界に一変しています。
しぶといよね、きのうも丸1日以上、断続的に降って、まだ続いています。
って、ブログでは沖縄の話題から、一気に逆戻りの話題で恐縮です。

ということで、寒さの話題には、これ。
写真は、なかなかに渋くて高性能で、隠れて評判のトヨトミストーブです。
アンティークタイプというデザインのものですね。
グリルが付いて、パンとかお餅とか温めて食べることができるようなタイプもあり。
表面の鉄も、こだわっていて、デコボコ・ざらついた雰囲気に仕上げていておかしい。
すこし焼き物風の暖かい仕上げを心がけたのでしょうね。
性能は、さすが、豊田の関連会社らしく素晴らしい。本社は名古屋。
住宅会社でも、けっこうこだわっている会社は、石油FFストーブについては
このトヨトミストーブを採用している会社が多い。
性能とデザインのバランスがよくて、いいんですね。
セントラルヒーティングなど、予算面でちょっとむずかしいけれど、
っていう場合、けっこう重宝して採用されているようです。
でも、最近は目の肥えた方もいて、最初からこのストーブを指名して
デザイン性を楽しみ、コストも抑えるというユーザーの方もいるようですね。
しっかりした住宅性能が前提ですが、
これ1台で、暖房をまかなっているケースも多いのですね。
以下、HPから紹介文。

石油燃焼機器と歩んで50年。昭和34年に「可視赤外線ストーブ」を開発し特許を取得して以来32年、
「赤い燃焼筒のトヨストーブ」として広く多くの方々から愛され親しまれてきました。
その赤い焔は現在でも石油ストーブの主流をなしています。
また昭和40年には対流熱と放射熱でお部屋全体を効率よく暖める独自の燃焼機構の白光炎を、
昭和54年には赤外線と白光炎の両方の特徴をかねそなえ、
排気ガスが抜群にクリーンで暖かいダブルクリーン燃焼(2度燃焼)を、
そして昭和57年には放射熱と温風とを併用した全く新しい燃焼方法レーザークリーンを誕生させました。

っていう会社なんですね。
トヨタの下請け部門は、別会社にして分離独立させ、
本体は独立独歩の中小企業経営を貫いている感じです。
っていっても資本金が80億円で海外にも支店展開していますから、大企業か。
でもね、技術力でひとつの商品ゾーンにこだわり
そこからナンバーワンを目指す姿勢って、製造業として好感をもてます。
なんか宣伝になっちゃいますが、けっこう中小企業のポリシーを感じる会社です。
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