三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

方言・仙台のことば

2005年12月15日 06時11分35秒 | Weblog

って、ふつう話していて、いまはほとんど標準語で
イントネーションがすこし独特な人がいるくらい、って、感じます。
で、そういうイントネーションで話す人ほど、やっぱ、おもしろくって魅力があります。
最近、沖縄出身で、完璧に方言で歌っている人がブレークしていますよね。
なんか、世間一般、方言についての感覚が変わってきたと思います。
わたしは北海道なんで、全国の方言がさまざまに混入してきている地域ですが
あんまり、北海道の方言について、恥ずかしいとか思った経験がありません。
東京でも、多少気にする人はいましたが、こっちは気にせず、
「なんもさ」「なした」「なまらこわいべさ」とか
バンバン使い続けていると、そのうち愛嬌を感じてくれるようになりましたね。
逆に言うと、そういうことで人を差別するような人とは
あんまり深くはつきあえないなぁ、っていうのが実感ですかね。

写真はきのう、帰ってきた仙台空港のレストランにあった仙台方言の額。
札幌市には、「白石区」っていうあきらかに宮城県からの集団移住地域名があったり
他にも、近郊に「伊達市」や、伊達家の集団移住である「当別」など
すぐ身近に、仙台・宮城の影響があります。
で、この表をしげしげと見ていたんですが、
あんまりぴんと来ない。まぁ、「かっつける」なんてのは、あ、そうなんだ、
って、思えるんですが、案外多くは、???って、感じです。
というより、宮城の人からも、あんまりこういう言葉、きいたことない。

東北の人たちって、関東以南の人たちから
ことばでずいぶん辛い経験をさせられたと聞きますから、
知らず知らず、標準語を意識して話すようになっているのかも知れませんね。
辛い経験をあんまりしていない、北海道人の脳天気な
言葉への感覚とは違う、重い経緯があるのだろうなぁと、感じます。

でも、こういう言葉、なんか楽しくって、
酒でも飲みながら、聞いていたら、いろいろな生活感覚が
すぐに実感できるようになる、「郷に従え」という面はあると思うのです。
秋田とか、山形とか、津軽とか、
けっこう、コテコテのひと、多いし、それがすごく楽しいんですけど、
他の地域とは、宮城の場合はちょっと違うなぁって、感じております。
さて、いかがなんでしょうか?
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