三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【1.29日本建築学会「地球の声」in 北海道】

2017年12月26日 06時23分00秒 | Weblog
さてわたしは明日から休暇を取ることになっていますが、
昨日は大きなビジネス上の契約があり、無事終了。
なんですが、すっかり風邪にやられてそこからはひたすら寝ておりました。
で、各所にご迷惑をおかけしてしまいました。

年末から年始へ途切れることなく、いろいろな案件が進行中。
そのなかのひとつ、
日本建築学会 地球環境委員会「地球の声」デザイン小委員会
(なんとも長いので、“日本建築学会「地球の声」”と略します)
さんから申し入れのあった、北海道での会合開催のご案内について、
現状をお知らせ致します。
幹事役の川嶋範久・東京工業大学助教と先般来連絡を取りあい、
来年1月29日(月)に先方の中心メンバー数人が
北海道に来られて、住宅見学や討論会などを予定される運びになりました。
昨年の「新建築住宅特集6月号」での環境住宅特集に端を発して
その論調に対してわたしが拙ブログにて疑問を呈して以降、
巻頭論文記事を書かれた川嶋範久さんと意見交換などを重ねてきた。
この特集記事を巡って東京で昨年夏場に開かれた学会・会合や
川島氏が年末になって北海道に来られて住宅関係者と会合したり
またことし11.24には日本建築学会「地球の声」が東京で開催された。
そうした流れを受けての北海道での意見交換となります。
わたしどもとしては、そのきっかけを提供したような形ですが、
やはり日本建築学会「地球の声」への対応は一住宅メディアの役柄を超える。
そこで日本建築家協会(JIA)北海道支部に受け入れ窓口を依頼し
わたしどもとしてはサポート役となる方向にいたしました。
もちろんこの間の経緯もあるので、繋ぎ役、あるいは
さまざまな「協力者」として関わっていきたいと思っています。
昨日朝、そのような連絡対応を関係者と行わせていただきました。

会合としては1.29夕方に北大で会場を設けて
各所からの参加も募ってのものとなる予定です。
荒谷登先生の提起された「開く・閉じる」論争以来、
北海道の住宅建築総体は、高断熱高気密として本州中央の流れとは
相対的に独立的な歩みを進めてきたのが現実だと思います。
わたし自身、北海道の住宅制度設計の諮問会議などにも参加し、
先人のみなさんの努力にリスペクトし刺激されることもまことに多い。
いま、日本の国の住宅基準が大きく変化してきた流れの中で、
実りある方向での「対話」が実現することを大いに期待したい。
また詳細が明らかになった時点で、この場で逐一お知らせしていきます。
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