三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

初夏のスキーリゾートにて

2008年05月24日 05時39分57秒 | 住宅性能・設備

昨日は新住協の総会が行われました。
会場は盛岡市から、50kmほど離れたスキー場、安比高原。
わたし、冬場は家でおとなしくしている(笑)ほうなので、
この手のリゾートには縁のないものと自己認識しておりますが、
そういうものにとって、得難い体験であります。
周囲の自然はまさにこれ以上ないくらいの極上のものですが、
それと対比的に人工的、というか、幾何学的な形態のホテル。
大変シンプルで、潔い造形感覚です。
著名建築家のデザインと聞きましたが、
総会は、缶詰めでの講演や討論などが続くので、
ほとんど、じっくり建築を楽しむ時間は取れません(涙)。
けさも、これから早めに出なければならず、残念です。
という次第ですが、
散歩がてら、周囲を歩いてこの建築群を写真に納めたいと思っています。

それにしても、この交通の不便な地に
全国から200名を超すみなさんが集まってきています。
住宅の市場状況はけっして芳しくないなか、
一方でユーザーからはホンモノの性能へのニーズも起こってきているようです。
とくに、関東以南地域から、多くの新規入会が続いたり、
一般ユーザーからの問い合わせが続いている状況なんだとか。
そういった状況を活かして、ぜひ性能による住宅業界の革新を
新住協が巻き起こしていって欲しいものだと念願します。
技術的な話題としては、「蓄熱」という部分が大きなスポットを
浴びてきている状況。
それに関連して、土間や基礎の作り方が大きなポイントになってくるということ。
そういったポイントが、実証的な数値に置き換えられて検討されるので、
大変明確になって、わかりやすく面白いと思いました。
そのほかにも話題が豊富で、後でゆっくりまとめる必要があります。
さて、きょうは早めに出て、東京で用件を済ませながら、
原稿をまとめる必要があります。
がんばらねば、であります。ではでは。

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