りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

柚子

2010-12-09 | 楽しいお茶クラブ
楽茶クラブの12月定例会でした。知事公舎の玄関に生けられていたお花です。


桃野先生のお心づくしの主菓子が、柚子でした。


今日の禅語

「 蝋月接心 」

蝋月は12月のことです。12月8日にお釈迦様が雪山で、明星を見て悟りを開かれたそうです。

この時季に開くく蝋梅>はまだかと見に行ったら、蕾が大きく膨らんでいました。


時折霙混じりの雨の寒い一日でした。いよいよ白いものが…
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

照葉と蕾

2010-11-11 | 楽しいお茶クラブ
<楽茶クラブ>の定例会でした。
桃野先生から、霜月について教えていただいた「禅語」の一つ
  「 聴雨寒更尽 開門落葉多 」

今日の主菓子<亥の子餅>。炉開きの頃のお菓子、(昔、宮中でコタツを出す日に、この亥の子餅を食べたのが始まりとか)

<陰陽五行>についてもお話を聞きました。

干菓子<もろこし(唐土)>で、二服目をいただきました。
  

この時季(炉開き)のお花は<照葉と椿の蕾>とか。早速、白玉椿を一輪挿しに入れてみましたが。
  

奈良・平安時代は柿が果子の始まり。会の皆さんが9日に行ってこられた<木村美術館>のお土産に頂いた<木菓子 柿>です。
     

Sさん手作りの抹茶茶碗をいただきました。大事に使いたいです。ありがとうございました。
     

今朝、早く電線にシジュウカラがやってきました。


陽が出たら、ジョウビタキもやってきました。縄張りの見回りでしょうか。


いつも通る太閤山ランド駐車場のモミジバフウ?の紅葉が見事でした。


         

夕方の、立山連峰、薬師岳の夕照りもきれいでした(呉羽新幹線工事現場より)。

  
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三夕の歌

2010-10-14 | 楽しいお茶クラブ
<楽茶クラブ> 10月定例会。

桃野重昭先生より 「神無月」についてお話を聞いた後、今日も先生の含蓄の富んだ講義でした。中でも

<秋の夕暮>を歌った新古今和歌集の寂蓮、西行、定家の「三夕の歌」の紹介

「 昨夜一声雁 清風万里秋 」 今日習ったたくさんの中で、一番気に入った禅語です。

先生お土産の<遠野名物 明がらす>とお抹茶<銘 吟泉の白>での一服。美味しくいただきました。
         
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「重陽の節句」

2010-09-09 | 楽しいお茶クラブ
<楽茶クラブ> 9月の例会でした。

桃野先生から「長月」についての禅語をいくつか聴きました。名月を詠ったものが多いですね。
「 清風払名月 」
「 水和明日流 」

含蓄ある先生の講義には、時間の経つのを忘れてしまうくらい、引き込まれていきます。

献上銘菓<千代ぐるみ>でお茶を一服(先に主菓子でも頂いています)。
            

今日、9月9日は、奇数は陽であり、陽数の極である9が重なる日はめでたい日であることから五節句の一つの「重陽の節句」のお話も。

旧暦では、菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。
学生時代、通っていた茶道(遠州流)の先生宅で、床の間に飾られた真綿で包まれた菊が飾ってあり、「菊の着せ綿」の意味を聞いて、お抹茶を頂いたのも懐かしい思い出です。

ー平安時代の貴族は、前夜、菊に真綿を置いて、露を染ませ、それで体をこすって、健康(長寿)を祈ったそうです。また菊酒(菊の花を浮かべた)も頂いたとかー。やはり優雅ですね。

無駄の無い理にかなった<和室と畳>に関するお話も。

先生のお話を聴いてても、「茶道は総合芸術である」とつくづく感じます。

終わって知事公舎をでたら、なにやら賑やかな声援、母校の運動会でした。各団の伝統の応援合戦のようでした。覗いてみたかったですが…

家の菊です。今年は日照りで大変でした。
   
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「心静即身涼」 立山眺望

2010-08-05 | 楽しいお茶クラブ
<楽しいお茶クラブ>の8月例会。

桃野先生お心づくしの<冷たい麩まんじゅう>と<うす氷>での一服。
        

今日の先生の講義から印象に残ったおことば「心静即身涼」 

知事公館のお庭に<むくげ>です。
        

例会に出かける途中、立山連峰の稜線が青空に映えていました。


美しい薬師岳。


毛勝三山の左手に、左側から後立山連峰の白馬岳~杓子岳~白馬槍ヶ岳がくっきり見えました。


井田川沿いを走っていたら、手漕ぎの舟で川くだりの光景。剱岳に映えていました。


夕方、西の空、夕焼けと一番星の宵の明星金星が輝きだしました。
          

今日は、37.6℃の記録的な猛暑日でした(@@)。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝茶会

2010-07-08 | 楽しいお茶クラブ
今日は<楽しいお茶クラブ>の7月例会「朝茶会」が、
桃野宗重先生邸”一心庵”で行われました。


お庭には、夏椿が一輪、私たちを迎えてくれました。


先生がお点前のお濃茶:紫陽花の主菓子と美味しいお茶

続いてのお薄:雪んことイチョウのせんべい(お家元でしかいただけないものとか)


和やかな雰囲気で、


茶会が終わったお茶室です。お軸が「今日是好日」


最後まで、先生の「おもてなしの心」を頂いたお茶会でした。

今日一日、清清しく過ごせました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜香の間からのしだれ桜(内山邸)

2010-04-08 | 楽しいお茶クラブ
<VITA楽しいお茶クラブ>4月例会が、桜の美しい<内山邸>でありました。


お部屋は<桜香の間>です。13代季友氏(1888~1981)が夫人量子(アララギ派の歌人)の法名から命名。
ここからの枝垂桜が見ごろでした。


今日の桃野先生のお話の中で
  ”花紅開宇宙” 素晴らしいですね!

庭に出ました。
コブシが青空に映えていました。


月見台


市内で一番大きい椿(幹周り1m70cm)もありましたが、花は終わりになっていました。

桜を眺めながら、美味しいお抹茶を今日もいただきました。

昨日の七尾の陶器屋さんで買い求めた夫の湯のみ(壊れたので探していた)です。

コサギの冠羽と色・貫入が気に入りました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010-02-18 | 楽しいお茶クラブ
今日の<楽茶クラブ>で、桃野先生のお話で、

如月(二月)は、梅を愛でる月であると(ちなみに三月:桃、四月:花(桜)、五月:薫)

「 梅花和雪香 」:バイカ ユキニワシテ カンバシ。

うぐいす餅と<千代くるみ>で美味しいお茶をいただきました。

今朝の知事公舎です。


雪で折れた枝を一輪挿し(自作)に挿しておいたら、丁度見ごろになり、良い香りを漂わせています。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初釜(内山邸にて)

2010-01-14 | 楽しいお茶クラブ
「VITA楽しいお茶クラブ」の<初釜>が、新雪積もる豪農の館【内山邸】で行われました。

【内山邸】は、国登録有形文化財 富山県民会館分館です。
素晴らしい邸宅につきましては今日は時間が無いので、梅の時期に訪れて報告したいと思います。

桃野先生お点前のお濃茶席です。


お菓子は<はなびら餅>                 薄茶席は <寅のおせんべいとスイセンの花>
 
しっかりと”侘びのお茶”の世界に30年ぶりかに浸らせていただき、感激しました。

<初釜>前に、台湾からの留学生さん4人に、先生がお点前なさり、<侘びの世界>をお話なさった時の写真を撮らせていただきました。


【内山邸】は、小学校の時、遠足、写生会にといつも訪れていた懐かしい所です。数え切れない素晴らしい美術品の内、今日印象に残ったいくつかを紹介します。

長式台を上がった大広間に今にも飛び出しそうな<寅の衝立>


桜香の間(今日の控えの間)の襖絵の<カワセミ>


有名な<ぬれ縁と月見台>は、雪囲いと雪化粧。


今日は、<楽茶クラブ>にお誘いいただいた杉さんにすっかりお世話になりました。ありがとうございました
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時雨

2009-12-03 | 楽しいお茶クラブ
昨日まで続いた小春日和から一変、時雨模様の寒い一日となりました(これで平年並みなのでしょう)

<楽しいお茶クラブ>12月例会で、知事公館で、


美味しいお菓子にお抹茶を自分で点てながら、桃野先生のご講義を聞きました。印象に残った言葉の一つ。

【年忘れ】その年の苦労を忘れることによって、新しい命(もの)に挑戦。12月は、身をもって感じさせてくれる反省の月であると。

三週間前蕾だったバラを切って挿して置いたら、きれいな花が咲き甘い香りを漂わせてくれています。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする