りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

春一番

2012-03-12 | ねいの里
昨日、横浜のけんちゃんから、「亡くなられた方々の御霊を弔う様に、横浜緋桜の蕾が開き始めました。」とのコメント付きで写真が届きました。
      

昨日、であった< 春一番 >をアップします。
○ < 春一番の生き物を探す >  ねいの里

まだまだ雪が残っています。
 

こんなところに誰かさんの落し物

 
観察会開始前に参加者全員(50人余り)で、東日本大震災で犠牲になられた方々へ黙祷をささげてから行事のはじまりです。

最初に、湯浅館長さんから、エノキの落ち葉の下で冬眠していた珍しいゴマダラチョウの幼虫を見せて頂きました。


まだら雪の残るフィールドを散策します。マンサクが咲いていました(今年は花が少ないとか)。


富山県と石川県にしか生息せず絶滅危惧種に指定されている【ホクリクサンショウウオ】:(北陸山椒魚)は、動物界脊索動物門両生綱有尾目サンショウウオ科サンショウウオ属  

世界最大の繁殖池になっているサンショウウオの託児所へ。


ホクリクサンショウウオの成体と一双の卵のう(池の枯れ枝に紐状)を観察。(3月8日、2双ついているのを今年初めて確認)


幼生は三対のエラで呼吸、秋にエラは次第になくなり陸上生活に移行(周辺の倒木や落ち葉の下)、三年で成体になり、産卵のために生まれた池に戻ってくる。

この後、ハッチョウトンボの池で、ヤマアカガエル(山赤蛙R):両生綱無尾目アカガエル科アカガエル属の卵のうを確認しました。
1,000個以上の粘着性がある寒天質に包まれた卵を年1回のみ産む。一晩のうちに複数個体が1つの水場に集団産卵することもある。

卵はかたまって生まれていました。


子供たちが手ですくって、ゼリー状の感触に大喜びでした。


ヤマアカガエルは、産卵後春眠します。

やっと頭をだした、ミズバショウ、ザゼンソウを見に行きました。


刈れた枝に、エノキダケがでていました。


リスが杉の皮を、巣作りように取っていった痕だそうです。
     

まだら雪の中、暖かい陽気を浴びて、春一番生き物たちを訪ねた楽しい散策でした。

○ < 春一番の恵み >
 いつもお世話になっているYさんから、<ひろっこ>:(秋田県産、畑に植え付けたアサツキの種球が、冬期の積雪下の地熱によって萌芽してきたところを、除雪して掘り出して収穫されたものです。)をもらいました。


茹でで、酢味噌和えをして、春一番の味を美味しくいただきました。

お礼のメールをしましたら、わざわざ秋田からお取り寄せされたものを頂いてしまったようです。ご主人様の晩酌の肴が減ってしまったようです?

○ < 春一番 > 南よりの風
昨日は、朝早くから強風が吹き、午後3時には、風速が20.8m、気温(12.0)が前日(6.5)より超えたことから、昨年より8日早く「春一番」が吹いたと富山地方気象台から発表されました。そのあと、冷たい雨となり、夕方には暴風雪警報がでて、今朝は真っ白に雪化粧、雪が舞う寒い一日となり、冬に逆戻りしました。

昨日の午後、城山から富山市内を見下ろしたら、<黄砂>でしょうか? かすんで見えました。
コメント (6)
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