りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

森林セラピー(深洞湿原)

2015-06-21 | 富山県[立山博物館]
昨日、ナチュラリスト 同期会10周年記念行事 「天空の牧場 奥飛騨山之村牧場(標高1000) 深道湿原トレッキング」に参加しました。

昨日までの雨も上がり、神通川ダム湖に霧がわいて湖面に美しく
       



山之村牧場に到着です。エゾハルゼミの大合唱がお迎え、カキツバタが美しいです。




場所は手前、 大鼠山(1584.7m)は向こう側です。入口までマイクロバスで送ってもらいます。まず準備体操




キビタキの声を聞きながら、足もとにマイズルソウ・ヒロハユキザサ・ヤマトユキザサの群生の中を出発です。


現地ガイドの清水さんに案内していただきました。
標高約1500mの深洞湿原・原生林は、トウヒ、クロベ等の針葉樹林、ミズナラやトチノキの巨樹、 ブナの原生林が広がる豊かな森でした。いくつか紹介します。

途中、ワタスゲの群生地、周りはレンゲツツジ


レンゲツツジの名前の由来のつぼみ


植物も詳しい憧れの山女Sさん、何かを見つけられたようです。


イチヨウラン(ヒトツバラン)です。富山県内では絶滅危惧種かな。
       

ヒカゲノカズラ科のマンネンスギとスギラン


楽しい木道散策
      

ムラサキヤシオ


アカモノ


        
ゴゼンタチバナ


ちょっと時季は過ぎましたが、ミズバショウ(ミズバショウ群生地)
      

コバイケソウ
      

ミズナラの巨木(樹齢400年)、風雪に耐えるため自らねじれて:匠の技、板状の根でしっかり支えています。一千万円の値が
      

根上がり・合体木
      

ブナの実が今年はいっぱいついています。森の熊さん大丈夫ですね(ちなみに昨年は不作で、山之村の人里に出てきて災難に会った熊は150頭だそうです)


ブナの大木 
      

ギンリョウソウ


植物の種類の多さもさることながら、その群生にもびっくりしました。

中を流れる深洞川にイワナの姿


鳥は他に、ヒガラ、ツツドリ、オオルリ、コルリ、カケス等聞きなしで確認しました。

気の置けないお仲間さんとの、五感でとらえた森林セラピーの楽しい時間でした。

牧場に戻って昼食、ジャージー牛の、ヨーグルト、プリン、ソウセイジバイキング。おいしかったです。


今日は<父の日> 夫に素敵な贈り物が届けられました。
      
コメント (8)
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