りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

滝見台~美女平散策

2011-11-08 | 立山
ネイチャークラブ11月例会(担当)で滝見台~美女平まで散策しました。

昨日まで雨が降り心配でしたが、晴れてくるとの予報で実施しました。

滝見台に着いたころはガスっていました。H.Kさんご指導の準備体操後出発です。


木道を少し歩きましたが滑るので、途中から車道歩きに変更。

ここはブナの原生林です。今年は実が豊作。途中でクマさん同様いただいてみました。
お味は? 香ばしいのに、皆さん驚いておられました。


途中、Kさんの案内で「クマだな」をみられたグループもありましたが、りんごは先に下って残念!
そこで、以前、有峰で撮影したものをアップしました。




極めつけは、Sさんに案内してもらった 写真家高橋敬一氏写真集に載っている立山スギ巨木です。

「森の精霊」が宿っているように威厳がありました。「巨木と13人の小人」

愛称選定巨木10本の内、愛称がついていないナンバー10の杉です。
       
千手観音像みたいでした。幹回り847cm 樹高28m。

日本一長寿であり、背が高くなるのも杉だそうです。


美女平に近づくにつれ、まだ紅葉中の木々です。




楽しいランチタイム


キハダの実です。ミカン科 香りがしました。

落ちていた枝の内皮が黄色いのがわかりますか(健胃剤)



葉っぱを落とした木々の冬芽、これからの厳冬期を乗り越える工夫。
蜜でコーティングは<トチノキ>


毛でしっかりくるんだ<タムシバ>


硬い燐片に覆われた<ブナ>や、ろう(油)でしっかりコーティングされた<ウダイカンバ>の雄花な等々 植物の匠の技を観察。

アトリの大群が飛んでいました。ツグミが数羽ブナの木に止りました。


今年最後の立山を楽しみました。初期の目的が十二分達成され?満足の一日でした。
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2 コメント

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立山も冬近し? (横浜のけんちゃん)
2011-11-09 09:38:10
実り多い山歩きでしたね♪うらやましいです。
ブナの実は、僕も試食してみたいのですが、なかなか出会えていません。
立山杉、何回も紹介して頂いていますが、拝見する度に、びっくりです。
人が、小人に見えます。
興味深かったのは、植物の冬芽の冬越しの工夫ですね♪蜜でコーティングするトチノキなんて、熊さんなんかの標的になるんじゃないかと、心配です。

ところで、No.10の立山杉ですが、樹高28メートルではないでしょうか?
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横浜のけんちゃんへ (りんごの里から)
2011-11-09 22:35:36
こんばんは。
立山スギ 樹高ですね。ありがとうございます。ここに幹回り6m以上の巨木は、なんと147本もあるそうです。樹齢は一説には2000年以上、少なくとも300年以上あるといわれていますね。
厳しい自然界で生きる巧みな知恵には感心しますね。
そういえば立山スギの枝(小さな針のようなちくちくが一枚の葉で、らせん状についています)はしなやかで、下向きにたれ雪を滑り落とします。
日本一長寿であり、背が高くなるのも杉だそうです。
いつもコメントいただきありがとうございます。
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