其処ハカとない日報

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ハイゼックス

2015-03-26 12:21:28 | C100カブ號

パーツの補修をしてみる
リンキチです。
C100カブ公道復帰整備
ぼちぼちと作業中。
前回作業に於いてハイゼックス
樹脂製のフロントカバーを
外した際、取付穴の破損部分を
見つけました。

ハイゼックスパーツに関しては
こないだもちょっと触れてるとおり、
スーパーカブC100のボディデザインを
構成する上で大きな部分を占めている
樹脂製パーツのこと。
レッグシールドを初めとしてフロント
フェンダー、フロントカバー、サイド
カバーなど。この樹脂パーツを使用
することは当時としては画期的な試み
だったようです。生産性の向上にも
貢献していることはいうまでも
ありません。

そんなハイゼックスパーツ、C100の
補修品として海外製のリプロ品も
あるのですがキレイに仕上げる
レストアならともかく、当時的なコ汚い
雰囲気を垂れ流し状態のままにするには
リプロ交換ではなく補修すべきなのかと。
それなりにヤレた感じ、キズも多数ある
当時物純正品をそのまま装着しておく
ほうが色調も自然だし。

C100のレッグシールド補修では
ハンダごての熱による溶着という
方法で修復するやり方があり、
見よう見まねで試してみることに。


まずはレッグシールドから。
C100入庫時より左下側取付穴部分が
キレイに破断済みでした。


内側をまずはスポットで溶着していく。
意外と簡単にくっ付く。
そして何これ超楽しー作業だな!


破断面全体的に溶着。コ汚いけど
見えない内側なので気にしない。
接着剤無しでがっつりくっ付いて
いるのが素晴らしい。


表側。まるで接着材で付けたよう。
だけどこのままでは強度が
出ないのでこの後、クラック部を
溶かします。
裏側よりはマシな状態で後日
やすりがけで仕上げする予定。


この部分は割れている上、クセが
ついて浮き上がってしまって
段差が生じていますのビフォー


アフターはこんな感じ。浮き上がり部
から溶かして平らにならしてしまう。
仕上げはちょっと雑だけど周りの
コキズやらの状態雰囲気と大差無い
のでEーんじゃない。


フロントフェンダー先端も実は
当初からガッツリ割れていました。
大きなクラック状態、ちょっと
うれしい?


でもいとも簡単にくっ付いてしまう。
超楽しーんですけど。


そしてフロントカバー内部。左取付部が破断。
手ごわそう=つまり、超楽しそう。


やっぱり簡単にくっ付く。予想どおり
超楽しーワ。
ここはライトの中になって前も後ろも
見えない部分なので強度優先の大胆溶着、
仕上げも無しで大丈夫でしょう。

その他、各所小さなクラックの補修、
アンダーカバー取付部の補修なんかも
同様に溶着しました。
という感じでハイゼックス補修は順調に
進みましたがまたウインカー等の灯火類
イマイチ不調だったり一進一退のC100
復帰作業は継続です。

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