大人になれないオヤジたち

模型作例と模型工具について紹介するブログです。
現在は主としてガンプラをターゲットに改造工程を紹介しています。

カテーテルアブレーション体験記(7)

2009年04月08日 | カテーテルアブレーション
入院四日目(退院)

大手術ではあったが、最先端医療に助けられ
終わってみれば三泊四日の短い入院であった。

看護士さんの顔もすべて覚える暇もない短い入院。
ありがたい話ではあるが、もう一泊くらいさせてほしかった
気もする。

朝10:00には病院を後にして、帰宅。

カテーテル挿入部の痛みはかない残っているのだが
仕事をしようと思えばできなくはないくらい、後遺症は全くと言ってない。
行動制限もまったくないのである。

改めて驚くべき最先端医学を体験した、としみじみと思った。

しばらくは軽い記憶通がでるため、仕事は休ませてもらったが、
これを書いている本日、4週間後の外来検査をしてまったく問題なし!
カテーテル部の痛みも、外傷も100%完治しており、全く持って
元通りの生活を送っている。

長い カテーテルアブレーション 体験記 を読んでいただきありがとうございました。
コメント (4)
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カテーテルアブレーション体験記(6)

2009年04月08日 | カテーテルアブレーション
入院三日目

朝六時の看護士さん回診の際、早速、歩行許可を取りトイレにダッシュ!!
これですべての苦痛からようやく開放される。

長かったが、よくよく考えると、心臓手術を7時間もしたのに
一晩たったら歩けてしまうわけで、、医学の進歩はすごいものだと
あらためて感じた。

点滴はついているし、カテーテルを入れたところはかなり痛みがあるが
まあ、それ以外はどうと言うことはない。
いわゆる病気状態ではないわけで、至って元気なのである。

朝食もすべて平らげ、やることがあまりないのでDVDでスパイダーマン3を
見るが、、1,2ほど面白くなく、、ヒマヒマ状態。

妻にメールして、プラモを持てきてもらうことに。

心電図測定があったが、歩行許可が出ているので歩いて一人で外来に
行くのである。なんかちょっと寂しい、、昨日までの手厚い待遇では
ないのである。

その後主治医の回診や看護士さんの数度の体温チェック、点滴はずしがあり
この日のメニューは終了。

ひたすらプラモを作って、一日終了! しかも明朝退院との連絡。

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カテーテルアブレーション体験記(5)

2009年04月08日 | カテーテルアブレーション
入院二日目(術後)

手術室から出ると、妻と母親が出迎えてくれた。
手術を受けたほうも7時間は辛いが、途中経過を知らされないまま
待たされる家族の心労もまた計り知れないものがあったようだ。

術後はもとの病室へは戻らず、ナースステーションの横で初期安静の3時間を
すごすこととなる。

術前にアブレーションの体験談をブログで見ると
痛い、痛くないは個人差が大きいのだが、皆さん術後の絶対安静6時間が
もっとも苦痛だと、共通して書かれていて、覚悟はしていたつもりだったが、、

みなさん手術時間が3~4時間程度なのに苦痛と書かれている訳で、、
手術が7時間もかかった私はどうなるのかと、かなり不安になる。

少し尿意を催したので、尿瓶をあてがってもらうのだが、出ない、、、
まあ、術前に搾り出したし、飲まず食わずなのでそんなものかと
思っていたのだが、これが後で少々厄介な事となるとは、、
しばらくして、父親が母親を迎えに来て、両親はここで帰って行った。


2時間たつと食事が出る。
これまたブログを見ると共通して食べる気になれないと書かれているが
朝から絶食で夕方18時である。
よく食欲出るはね、、と妻に言われながら食事を取る。
とは言っても絶対安静なので完全にベットにフラットに寝たまま
食べなくてはならない。当然自力では食べられず、妻に食べさせてもらう。
こんな状態なのに、とっても美味しく感じられた。
これを見て妻も少し安心したようである。

そしてこれからが地獄であった。
腰が猛烈に痛い、、手術開始から9時間も、寝たまま寝返りもうてず
足も曲げてはいけないのである。
妻にさすってもらったのだが、これが天にも昇る気持ちよさ!
これがなかったら気が狂っていたかもしれない。

そして尿が出ない、、、どうもソケイ部麻酔が効いていて
踏ん張りが利かないみたいである。お腹が張ってきてるとの事で
結局尿道カテーテルを入れることになってしまったのである。
これが、激痛!!である。手術よりも痛い!痛い!痛い!
男子の尿道にはいくつか尿を絞る筋肉の扉がある感じで、痛いのは1回だけでは
ないのである、3回くらい門をこじ開けられる激痛が走った。

まあしかし、これで尿意を心配しないですむと思った矢先、カテーテルを
抜くというではないか!!何故?尿袋つけるのではないの?
「尿袋つけるんでしたか?、これつけないタイプで一回だけ出すタイプなので
尿袋つけるなら、一回はずしてもう一度専用のを入れることになりますが、、」

もう一回入れるわけがないのである。
そして抜くときも結構痛いのである、、次に尿意が来たとき、果たして
自力でできるか、、恐怖感に包まれる。

そしてもう一つ困ったのが、「記憶痛?」である。
何故か時折、手術のイメージがよみがえり、カテーテル挿入時の
感覚が足の付け根から入ってきて、血管をつつき、心臓へ来た感覚が
順番にトレースするように、デジャブのようにそのときの痛みとともに
蘇えって来るのである。これはたまたたまらなかった。
もう一回手術をしているようなものである。

何とか3時間が過ぎ、一般病棟へ移動。
その後腰をずっとマッサージしてもらった妻には本当に一生感謝せねば
ならないのだが、おかげで無事絶対安静6時間を経ることができたのである。

そして消灯、、妻が帰った直後に尿瓶で自分で尿を足すことにも成功。
寝返りも打てて、一安心、長い一日がこれで終わるのかと思いながら
しばし眠りに落ちた。


しかし、苦しみはもう1つ残っていたのである。
夜中3時ごろ、、今度は便意を催す。
ブログを見ると大体緊張するので2日は便秘になる人が多いようで
まったく心配していなかったのだが、、、、
看護士さんを呼んで聞くと、ベット上で動いてもいいけど歩いてはいけない
差込式便器を持ってくるというのである。
一般病室内で用を足す!!においは拡散するのでは??そう思うと
遠慮してしまった。

腹痛と戦いながら、朝を待つのが最後の戦いであった。

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