当ブログにお越しいただいている皆様、今年もありがとうございました。
今年も多くの思い出の列車たちが引退して行き、その最期の勇姿を時間の許す限り現地に足を運んで
記録してきました。その記録を少し振り返ってみたいと思います。
189系のN103編成、妙高号に過去に無いほどの人が乗車して盛り上がりました。同カラーのN102編成は
まだまだ現役で走り続けてくれているのが嬉しいです。
おなじく189系のN101編成。模型化も果たされた人気の国鉄特急色。引退間近に再塗装され、延命が期待されましたが
あえなく、N103編成に引き続き引退してしまいました。
485系の多くの編成も今年引退してしまいました。既に懐かしささえ感じてしまう上沼垂色のT-12編成。
新潟の波動編成であるK-1編成もあっけなく引退していきました。
同じくK-2編成も大々的なラストランも無く引退していきました。
マスコット的な存在で、イベント列車を運転してきた国鉄特急色のT-18編成、波動用に残ると思いましたが
意外とあえなく引退。
寝台列車たちも引退していきました。トワイライトは乗る事は叶いませんでしたが、何度か撮影を
するチャンスがありました。引退後、特別なトワイライトとして西日本で復活してしまって、いまいち
ラストランは何だったの?って感じがしなくも無いですが、、、
北斗星は平成生まれの娘たちにブルートレインを体験させることをギリギリかなえさせてくれた、思い出の列車になりました。
北海道では赤電こと711系が引退しました。ちゃんと撮影する機会が無く終わってしまったのが残念でしたが、、
新性能国電としては115系も今年多くの編成が次々とラストランを迎えました。豊田の300番台が引退したのに
引き続き、長野のC1編成も引退してしまい、スカ色列車は113系、115系あわせて完全引退となりました。
この美しい、ハイソな列車をイメージするカラーリングをもう二度と見る事は出来ませんね。
地元ではキハ11の0、100番台が引退して行きました。未だに極わずかに残存はしていますが、
2両編成はもう見れないですね。
そしてキハ40・48東海色。キハ25への置き換えが急速に進んでいます。まだわずかに残存はしているものの
この名物列車5連の322Dは既にキハ25の4連に置き換わってしまっています。
くろしお専用カラーの381系もとうとう引退してしまいました。国鉄特急色時代のくろしおには乗車しましたが、
このカラーにはとうとう乗る事は叶いませんでしたが、、、
関西ビックエックスネットワークで最期の国鉄特急色にて定期運転を続けていた、こちらの381系も
ダイヤ改正を待たずに引退しました。今後波動用として一部の編成が残るかもしれませんが、
イベントが無い限り、国鉄特急色の列車は日本からその姿を消してしまったという事なのです。
ブルートレインの引退と引けを取らないくらい衝撃的なニュースだったと思うのですが、あまり報道で取り上げ
られなかったのは残念でしたね。
こんな風に今年も多くの列車が消滅していく残念な一年でしたが、同時に記憶ではなく、目の前でその
末期の勇姿をこの目に焼き付ける事が出来て、感慨深い一年にもなりました。
来年も出来るだけ去り行く列車たちの思い出を記録にのこして行こうと思います。
最期までお付き合い頂きありがとうございました。