小田急30000形 EXE ’特急さがみ’ 小田原線(新松田-渋沢)
小田急ロマンスカーの中では少々異色な存在のEXEこと小田急30000形。ロマンスカーというには余りに地味なデザインなのであるが、乗車すると
ヨーロッピアンな落ち着きがあるシックなデザインがエグゼクティブ感を演出している。小田急特急は観光客中心から徐々にビジネスユースにシフトしてきた
実情に合わせてのコンセプトなのだそうであるが、実際私自身も新幹線こだまが停車する小田原から沿線のメーカーに出張に行く際によくこのEXEに
お世話になってきた。名前の由来は"Excellent Express" の略だそうだが、いかんせんやはり地味すぎると言う事であろうか、近く塗装色変更される
のだそうで、期せずして記念写真を撮るチャンスとなった。
EF64-1027号機 +EF64-1012号機 +タキ1000 稲沢貨物支線(稲沢-清洲)
四日市の塩浜でガソリンを満載したタキ1000はDD51に牽引され稲沢までやってくる。そして稲沢から機関車はEF64に付け替えられて
松本方面へ向かっていく。写真は夏の終わりのEF64重連シーンであるが、後位の原色1012号機は11月で運用を離脱してしまったそう。
EF64の原色はこれで1019号機のみとなってしまい、運用復帰か他機体が塗色変更しない限りは、すでに国鉄色重連は見る事が出来ない
と言う事になる。こんなに早くこの日がやって来るとは思っていなかったので、比較的近くに住んでいながら撮影チャンスを逃してしまった事には
悔いが残る。