ロビンソン本を読む

本とデザイン。読んだ本、読んでいない本、素敵なデザインの本。

赤い猫

2018-12-16 19:01:31 | 読書
仁木悦子『赤い猫』





 表紙を初めて見たときに、少しレトロな印象を持った。

 それはどこからくるのだろう。猫のイラストか、タイトル文字か。

 いずれにしても、50年代から70年代にかけて書かれたものなので、古い雰囲気がよく似合う。


 9本の短編ミステリー。

 謎解きは難しくなく、わりとあっけない。

 そして、どれも優しさに包まれている。殺人のような犯罪は起こるのだけれども。

 軽い気持ちで楽しく読んで、忘れた頃にまた読んでもいい。


 イラストはアイハラチグサ氏。デザインはアルビレオ。(2018)
コメント
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