五輪ウツ続行。
でもどんどん行かねばなりません。男子です。男子。
ゆっくりビデオを見返していても思います。とにかく…とにかく…
男子は忙しすぎる。
男子シングルはぶっちゃけ女子より「have to」が多いのです。「~ねばならない」。まるで「ねばーらんど」。「ねばぎばっ!」と叫びたくなります。どういうことかとゆうと。
「4回転を跳ばねばならない」
「4回転をコンビネーションで跳ばねばならない」
「3回転半も跳ばねばならない」
「3回転半も2度跳ばねばならない」
「その他、5種類の3回転も跳ばねばならない」
「スピンは速くて変化してエッジチェンジせねばならない」
「ステップは2種類、難しいものを踏まねばならない」
「コンビネーションジャンプも3度ぎりぎり跳ばねばならない」
…に加えて「踊ったり」「笑ったり」「怒ったり」「愛を告白したり」「苦悩したり」「色目を流したり(?)」「がっつぽーずしたり」「ジャッジ睨んだり」「足がつってますー!」と叫んだり(誰ですか、それ)…イロイロせなアカンのです。
4分半で(40秒だっけ)こんだけやるって、そりゃ忙しいに決まっとるではないですか!!関西弁で言うトコロの「せわしない」。どちらさまの選手も「過密スケジュール感」がぬぐえません。
旧採点法時代の男子フリーを見てても明らかな感じです。確かにひと昔前のトップは、4回転を2度入れなくては勝てない!という暗黙の了解(?)がありましたが、その分、スピンやMoves in the fieldなんかで「ひと休み」出来る間(ま)があったのです。そしてその部分で、見る側の私も「しみじみ」「ふう~っ」と休憩する事が出来ました。でも今は休むトコないんだもん。疲れるよ。チンクワンタ氏のせいで疲れるんだよ!(どんどん)
…その中で男子は頑張りました。讃えたいです。たとえ転倒してもそれは「ファイト」と受け止めます(アルペンスキーで余りにも転倒者(失格者)が多いのですっかり感化されてます)。
ジェフも頑張った。「サムソンとデリラ」はバレエで古典作品があるのですが、私はバレエ版の振付を見た事が無いのです。だから、D・ウィルソンがどっから振付のヒントを得ているのか。知りたいです。でもとても美しい。
冒頭の素晴しいイーグル(「クック~ッ」ね)もですが、ジェフはイーグル、イナバウアー(はい有名になりました)など、はっきり言って男子では世界一ではないでしょうか。これぞ「美」。スケートってこんなに美しいんだよ!と体現してくれている。「心技体の一致」がかなりの沸点まで来ているような気がする。
この、過密スケジュールなフリーの中で、自分に出来うるギリギリの選択をしながら妥協せず、力を出し切る事に没頭している。決して「俺様を見よ!」ではなく、モクモクと自分の内側に没頭している。
この五輪、ジェフは「必死」だったと思います。
SPもFSも転倒してしまったけど、それが演技の流れを損なう事はなかった。何位でも受け止める覚悟はしていましたが…というか、ジェフに関しては余り順位に汲々とはしていなかった。「何色かはしらないけどメダルは取れる予感」ぐらいでした。それよりも、美しく豊かに滑ってほしかったから。
結果的に表彰台に乗ってしまいました。カートは「うらやまし~」と思っているのかな…。イロイロ批判もされてしまうジェフですが、私はやはりジェフの滑りは、
これぞフィギュアスケート。うん。
正直、「~ねばならない」項目が少なかったら、もっともっとジェフのフリーは輝くと思うのですが。要するに「ジャンプなくてもいいのでは」と思うのですが。
でも、ギリギリのところで闘うジェフも大好きです。ヘタレ君でも好きです。なんかそれが丸ごと「どうしようもなくジェフ」なの(わからん)。
でもどんどん行かねばなりません。男子です。男子。
ゆっくりビデオを見返していても思います。とにかく…とにかく…
男子は忙しすぎる。
男子シングルはぶっちゃけ女子より「have to」が多いのです。「~ねばならない」。まるで「ねばーらんど」。「ねばぎばっ!」と叫びたくなります。どういうことかとゆうと。
「4回転を跳ばねばならない」
「4回転をコンビネーションで跳ばねばならない」
「3回転半も跳ばねばならない」
「3回転半も2度跳ばねばならない」
「その他、5種類の3回転も跳ばねばならない」
「スピンは速くて変化してエッジチェンジせねばならない」
「ステップは2種類、難しいものを踏まねばならない」
「コンビネーションジャンプも3度ぎりぎり跳ばねばならない」
…に加えて「踊ったり」「笑ったり」「怒ったり」「愛を告白したり」「苦悩したり」「色目を流したり(?)」「がっつぽーずしたり」「ジャッジ睨んだり」「足がつってますー!」と叫んだり(誰ですか、それ)…イロイロせなアカンのです。
4分半で(40秒だっけ)こんだけやるって、そりゃ忙しいに決まっとるではないですか!!関西弁で言うトコロの「せわしない」。どちらさまの選手も「過密スケジュール感」がぬぐえません。
旧採点法時代の男子フリーを見てても明らかな感じです。確かにひと昔前のトップは、4回転を2度入れなくては勝てない!という暗黙の了解(?)がありましたが、その分、スピンやMoves in the fieldなんかで「ひと休み」出来る間(ま)があったのです。そしてその部分で、見る側の私も「しみじみ」「ふう~っ」と休憩する事が出来ました。でも今は休むトコないんだもん。疲れるよ。チンクワンタ氏のせいで疲れるんだよ!(どんどん)
…その中で男子は頑張りました。讃えたいです。たとえ転倒してもそれは「ファイト」と受け止めます(アルペンスキーで余りにも転倒者(失格者)が多いのですっかり感化されてます)。
ジェフも頑張った。「サムソンとデリラ」はバレエで古典作品があるのですが、私はバレエ版の振付を見た事が無いのです。だから、D・ウィルソンがどっから振付のヒントを得ているのか。知りたいです。でもとても美しい。
冒頭の素晴しいイーグル(「クック~ッ」ね)もですが、ジェフはイーグル、イナバウアー(はい有名になりました)など、はっきり言って男子では世界一ではないでしょうか。これぞ「美」。スケートってこんなに美しいんだよ!と体現してくれている。「心技体の一致」がかなりの沸点まで来ているような気がする。
この、過密スケジュールなフリーの中で、自分に出来うるギリギリの選択をしながら妥協せず、力を出し切る事に没頭している。決して「俺様を見よ!」ではなく、モクモクと自分の内側に没頭している。
この五輪、ジェフは「必死」だったと思います。
SPもFSも転倒してしまったけど、それが演技の流れを損なう事はなかった。何位でも受け止める覚悟はしていましたが…というか、ジェフに関しては余り順位に汲々とはしていなかった。「何色かはしらないけどメダルは取れる予感」ぐらいでした。それよりも、美しく豊かに滑ってほしかったから。
結果的に表彰台に乗ってしまいました。カートは「うらやまし~」と思っているのかな…。イロイロ批判もされてしまうジェフですが、私はやはりジェフの滑りは、
これぞフィギュアスケート。うん。
正直、「~ねばならない」項目が少なかったら、もっともっとジェフのフリーは輝くと思うのですが。要するに「ジャンプなくてもいいのでは」と思うのですが。
でも、ギリギリのところで闘うジェフも大好きです。ヘタレ君でも好きです。なんかそれが丸ごと「どうしようもなくジェフ」なの(わからん)。