優勝したユナ・キムちゃん…って書こうとしたら「チャングム」が始まった。♪おな~ら~お~~~ならあ~♪
私は迂闊だった。ユナ・キムちゃんのSPってロクサーヌのタンゴだったのね…チラリとニュースで見たけど、ムードが大人なんだー。ひゃあ。大ちゃんのSPと見比べたい。振付がT・ディクスン+ジェフですよね。「いかにもな芸術路線」だ。放映が楽しみ楽しみ。
正直、昨年の世界ジュニア女子でキム選手の潜在能力にタマげてしまい(この時は調子が悪かったものの)、真央ちゃんの楽勝とはいかないだろな…と思ってた。そんなユナ・キムちゃん、恐ろしい~。来季がコワイ。
真央ちゃんはずっと思ってたけど、どこでトゥループジャンプやってるんだろう?普通、コンビネーションだったらトゥジャンプをつけるのに、何故ループばっかなの?ファイナルの時も気になりました。
今、練習してる4回転もループだというし、いくら得意でも万遍なく全種類のジャンプを跳ばないと印象的に良くない(そんな私は古いのか)。それに、体に負担のかかる箇所が集中してしまわないのかな。同種類のジャンプばっかだと。山田満知子コーチは昔から割と「選手の得意なことをやらせる」方針みたいなので、それで良い面もあるけど、なんだか心配ですわ。
大人びた魅力の武田奈也選手が逆転で4位。私のご贔屓、澤田亜紀選手が5位、とトップ10に5人もアジア人が入りました。すごい!

…とアッサリ書きました。が。
ブログを書いた後でひと通りグルッとスケート記事を見ていたら、結構、真央ちゃんの敗退って、日本のスケートファンおよび関係者にとってはショックだったのだろうか?良く読むニフティとか。ここの記事は割と好きです。「男子オフィシャルブック」「COLORS」もこの系列ね。ライターの青嶋さんの、選手の捉え方・描写が暖かくて(かつ現実的で)好き。最近、劣化が著しいWFSの記事よりずっとイイと思う(全部の記事が、とは言わんが段々内容が薄くなってる…)。
このニフティの「浅田VSキムのSP」の筆致は唸ってしまった。これぞ私の感じていたこと。真央ちゃんに無いものがそのままユナのSPにあった…というところ。

ユナ・キム選手は「なんの為に滑るのか→表現したいものがあるから滑る」…これが本能的に備わってるのだと思う。私が昨年の世界Jrで「ひゃあ」と思ったのはそこ。音楽を感じて「体にいったん入れて」、動き(滑り)でお客さんに「放出する」…その為にスピンがありスパイラルがある。だからジャンプがダメかというとそうではなく、しっかり「踊りの一環」として跳んでくる。
この人、まるっきし欠点が無い…でも、絶好調の時の真央ちゃんのスケールはスゴイしね。う~ん?どうなる?やっぱ真央ちゃん?と思っていたら、今回はキム選手に軍配。
GPFの時に思った。真央ちゃんは「ジャンプが一番やりたい」選手であって、あとの要素は「つなぎ」なのだと。
バレエをやってるからポジションは決まるし股関節は柔らかい。リズム感もある。踊ろうとしたらなんでも踊れて、可愛い魅力も度胸もスケートの伸びも全て全て備わってる(!) けれど「これ、フィギュアじゃないよねえ?」という違和感が胸について離れない。なんかこう、一番大切なもの=魂(たましい)的なものが無いのよ。
だから私はあの時、僅差でスルツカヤが勝つ、と思った。数字は正しく表れる、と思っていた。しかし結果は真央ちゃん優勝。
確かに「あのときあの場、あのリンクを制した者」は真央ちゃんだったので、文句は言えなかった。実際、代々木リンクは「歴史的偉業」と思える程の異様なムードに包まれていたのだから。
でも…「これで世界一というわけではないよ」と同時に思った。だから「浅田真央選手をトリノへ!」「抗議運動をしよう!」ってのもオカシイと思った。

そしてニフティの記事を読んで…なんか納得した次第。
でもこれで、次の五輪はキム選手と真央ちゃんの一騎打ち…だなんて思えない。マイズナーもいるしグルジアの少女もいるし、コストナーもまだまだこれから。ええ、爆発少女(笑)エミリー・ヒューズも、リャンもティラーもシズニーも。勿論日本の少女も後にまだまだ控えているし。
今は無名の12歳の少女が、4年の間に急激に成長し第二の真央ちゃんになり、五輪へ出る可能性だってゴ~ロゴロある…わかりまへんわ。女子フィギュアの4年間ってオソロシイ長さではないですか。
でも真央ちゃんは魅力的な選手。来季に「もうひと変身」して欲しい私。
私は迂闊だった。ユナ・キムちゃんのSPってロクサーヌのタンゴだったのね…チラリとニュースで見たけど、ムードが大人なんだー。ひゃあ。大ちゃんのSPと見比べたい。振付がT・ディクスン+ジェフですよね。「いかにもな芸術路線」だ。放映が楽しみ楽しみ。
正直、昨年の世界ジュニア女子でキム選手の潜在能力にタマげてしまい(この時は調子が悪かったものの)、真央ちゃんの楽勝とはいかないだろな…と思ってた。そんなユナ・キムちゃん、恐ろしい~。来季がコワイ。
真央ちゃんはずっと思ってたけど、どこでトゥループジャンプやってるんだろう?普通、コンビネーションだったらトゥジャンプをつけるのに、何故ループばっかなの?ファイナルの時も気になりました。
今、練習してる4回転もループだというし、いくら得意でも万遍なく全種類のジャンプを跳ばないと印象的に良くない(そんな私は古いのか)。それに、体に負担のかかる箇所が集中してしまわないのかな。同種類のジャンプばっかだと。山田満知子コーチは昔から割と「選手の得意なことをやらせる」方針みたいなので、それで良い面もあるけど、なんだか心配ですわ。
大人びた魅力の武田奈也選手が逆転で4位。私のご贔屓、澤田亜紀選手が5位、とトップ10に5人もアジア人が入りました。すごい!

…とアッサリ書きました。が。
ブログを書いた後でひと通りグルッとスケート記事を見ていたら、結構、真央ちゃんの敗退って、日本のスケートファンおよび関係者にとってはショックだったのだろうか?良く読むニフティとか。ここの記事は割と好きです。「男子オフィシャルブック」「COLORS」もこの系列ね。ライターの青嶋さんの、選手の捉え方・描写が暖かくて(かつ現実的で)好き。最近、劣化が著しいWFSの記事よりずっとイイと思う(全部の記事が、とは言わんが段々内容が薄くなってる…)。
このニフティの「浅田VSキムのSP」の筆致は唸ってしまった。これぞ私の感じていたこと。真央ちゃんに無いものがそのままユナのSPにあった…というところ。

ユナ・キム選手は「なんの為に滑るのか→表現したいものがあるから滑る」…これが本能的に備わってるのだと思う。私が昨年の世界Jrで「ひゃあ」と思ったのはそこ。音楽を感じて「体にいったん入れて」、動き(滑り)でお客さんに「放出する」…その為にスピンがありスパイラルがある。だからジャンプがダメかというとそうではなく、しっかり「踊りの一環」として跳んでくる。
この人、まるっきし欠点が無い…でも、絶好調の時の真央ちゃんのスケールはスゴイしね。う~ん?どうなる?やっぱ真央ちゃん?と思っていたら、今回はキム選手に軍配。
GPFの時に思った。真央ちゃんは「ジャンプが一番やりたい」選手であって、あとの要素は「つなぎ」なのだと。
バレエをやってるからポジションは決まるし股関節は柔らかい。リズム感もある。踊ろうとしたらなんでも踊れて、可愛い魅力も度胸もスケートの伸びも全て全て備わってる(!) けれど「これ、フィギュアじゃないよねえ?」という違和感が胸について離れない。なんかこう、一番大切なもの=魂(たましい)的なものが無いのよ。
だから私はあの時、僅差でスルツカヤが勝つ、と思った。数字は正しく表れる、と思っていた。しかし結果は真央ちゃん優勝。
確かに「あのときあの場、あのリンクを制した者」は真央ちゃんだったので、文句は言えなかった。実際、代々木リンクは「歴史的偉業」と思える程の異様なムードに包まれていたのだから。
でも…「これで世界一というわけではないよ」と同時に思った。だから「浅田真央選手をトリノへ!」「抗議運動をしよう!」ってのもオカシイと思った。

そしてニフティの記事を読んで…なんか納得した次第。
でもこれで、次の五輪はキム選手と真央ちゃんの一騎打ち…だなんて思えない。マイズナーもいるしグルジアの少女もいるし、コストナーもまだまだこれから。ええ、爆発少女(笑)エミリー・ヒューズも、リャンもティラーもシズニーも。勿論日本の少女も後にまだまだ控えているし。
今は無名の12歳の少女が、4年の間に急激に成長し第二の真央ちゃんになり、五輪へ出る可能性だってゴ~ロゴロある…わかりまへんわ。女子フィギュアの4年間ってオソロシイ長さではないですか。
でも真央ちゃんは魅力的な選手。来季に「もうひと変身」して欲しい私。
