スケアメはやっても、スケカナは放映しないのでは~しくしく…と思っていたらば、GP結局全部放映してくれそう。BS朝日。これでスカパーのチャンネルは追加しなくてもいけそうだ。嬉し。
どーでもいいけど、TV局って「世界一決定戦っ!」好きね。
何が何でも「頂上決戦!」と、煽りたいんですね(笑)。
さて。「オペラ座の怪人」。
・・’・。・・
オルゴールの音色で、映画の如くキラキラとノスタルジックに始まります。
なぜここで踊ってくれないのだろう?と思ってたんだけど、このフリー、時間を計ってみたら4分39秒(or38秒)ギリギリだったのよね。確か男子FSは4分40秒まで…。それで動けないのかあ~。なんとも。
(でも、確か「演技時間」は“スケート靴が動き出してから~最後に止まるまで”ではなかったのか。「上半身だけ踊る」ってのも駄目なのか。どうなんだ?)
時間ギリギリなせいか、4回転に行くまでの助走がやはり短いように思えてならない。ヤグが「仮面の男」で冒頭の4-3-2を飛ぶまでの時間と比較したら、半分以下ちゃうんかいな(笑)。でもまあ、これが「現代的プログラム」なのかもしれません。決まれば「おおお」と度肝を抜くことが出来るのかも。
最初の3アクセルを跳んだあとの「ちょっとひと踊り」が超美しい♪
やっぱ、こういうトコが大ちゃんの真骨頂だ。味があるのよ。美味しいの。
それに、動きが昨年より更に洗練されてきました。指先の表情とか、特にフリーレッグが綺麗になってきた感じ。大ちゃんはやっぱ「綺麗に滑る」ことに、相当のこだわりがある。
3Lz+2Tは、最終的には3Lz+2T+2Lにするのでは(願望)。ルッツとフリップは、寝てても出来るジャンプだと思うので心配ナシ。綺麗なレイバックスピンからサーキュラーは「マスカレード」。
華やかで大きな円を描くサーキュラーステップ。「仮面ぴょこっ」の所、私も好き^^ ナマで見てて、一番サーキュラーの円が大きいな、と思った人がジョニーですが、大ちゃんも負けてない。
レベル判定がたとえ「3」でも無理に4を目指そうとせずに、このまま芸術的印象を極める方向で良いのでは。むしろ、もうちっとコミカル(軽快)でも良いような気もします。しかし大変ですね。ステップ踏みながら「演じ」なくてはならんのだから。
ステップは、エレメンツの中でもやってる時間が長くて、リンクを最も大き~く使う動きだから、「楽しいなあ♪」と思う美味しい部分なんですよね。でも、なんしかカメラアングル悪すぎて良くわからない(笑)。シーズン初めは選手がどんな演技をしてくるか未見なので、TV局側も公式練習だけでカットを判断しないといけない。だからまあこれからの放映に期待を…(大丈夫か)。
有名な「The point of no return」ですが、ボーカル版がお馴染みなのでちょっとインパクトに欠けるような。だからこそ、ここでジャンプが決まらないと乗っていけない。結構、時間が長いものね。
ストレートラインの前は「踊りながら休む」=「息ととのえる」(笑)。
私はステップはストレートの方が好きです。終盤の加速っぷりも好き。ぐいぐいスピードで押していく。すばらこいです。大ちゃん、明らかに昨年より脚力がパワーアップしてると思う。メインテーマの音符に合わせてステップを踏んでいます。
最後のスピンは速さも充分。でもとにかく「4分39秒」なもんで、1秒たりとも無駄にできん…ちゅう感じで(笑)。最後に「グラッ」とでも動いたらタイムオーバーとられるんかなー。スリリングと言えばスリリングだが。
普通、「フィギュアの王道」は「起・承・転・結方式」ですよね。
「ガ~ッと華やかに始まり大ジャンプ」→「スローナンバーでひと息いれて」→「テンポアップでムードを変えて」→「メインテーマに戻って大団円」が王道パターン。
でもこの「モロゾフ版オペラ座」は、5部構成になっていますよね。
「動→静→動→静→動」…「静」が前半と後半の2回はいっている。前半が「all I ask of you」後半が「The point of…」。
両方とも、バイオリンの繊細な美しい音色が大ちゃんの流れるスケートに良く合っている。時間も長い。でも、「スロー」が2回あることで、かえって印象が薄くなっているような気もします。私が最初に「曲調はどんどん変化してるのに、何故か通しで見ると冗長に思える」と思ったのはそのせいかな。
やっぱり普通ならば4部構成または3部構成のところを、5つのパートにしてるのでひとつひとつの時間が短くなるし「次、次、次!」って感じに思えるのかもしれないわ。もっとも、ストーリーの順番と場面を忠実に追ってシングルで構成したら、こうなるのかなー。言ってみればこれ、フィギュア競技というか「大ちゃんミュージカル」なんだね。迂闊にも今頃気づいたけど(笑)。
今はまだ、私の目には「大きなひとつのドラマ・うねり」みたいなもんが見えてこない。「勝ちに行くプロ」というより、「大+モロゾフの進化の為の冒険」に思える。毎年おんなじことはやっておれないし。
部分部分のキラキラな魅力と、もう少しなんとかしては~、な部分が混ざり合ってるので、私も複雑微妙な感想になっちまってます。でもまあ、優しくはない。難しい構成なんでしょね。
進化の過程を楽しむことに致しましょう。最早、覚悟もOK!さあさあ今、しごかれてるかなあ…がんばれーがんばれー。
(次は「映画版オペラ座」の話かこかしら・未定)
どーでもいいけど、TV局って「世界一決定戦っ!」好きね。
何が何でも「頂上決戦!」と、煽りたいんですね(笑)。
さて。「オペラ座の怪人」。
・・’・。・・
オルゴールの音色で、映画の如くキラキラとノスタルジックに始まります。
なぜここで踊ってくれないのだろう?と思ってたんだけど、このフリー、時間を計ってみたら4分39秒(or38秒)ギリギリだったのよね。確か男子FSは4分40秒まで…。それで動けないのかあ~。なんとも。
(でも、確か「演技時間」は“スケート靴が動き出してから~最後に止まるまで”ではなかったのか。「上半身だけ踊る」ってのも駄目なのか。どうなんだ?)
時間ギリギリなせいか、4回転に行くまでの助走がやはり短いように思えてならない。ヤグが「仮面の男」で冒頭の4-3-2を飛ぶまでの時間と比較したら、半分以下ちゃうんかいな(笑)。でもまあ、これが「現代的プログラム」なのかもしれません。決まれば「おおお」と度肝を抜くことが出来るのかも。
最初の3アクセルを跳んだあとの「ちょっとひと踊り」が超美しい♪
やっぱ、こういうトコが大ちゃんの真骨頂だ。味があるのよ。美味しいの。
それに、動きが昨年より更に洗練されてきました。指先の表情とか、特にフリーレッグが綺麗になってきた感じ。大ちゃんはやっぱ「綺麗に滑る」ことに、相当のこだわりがある。
3Lz+2Tは、最終的には3Lz+2T+2Lにするのでは(願望)。ルッツとフリップは、寝てても出来るジャンプだと思うので心配ナシ。綺麗なレイバックスピンからサーキュラーは「マスカレード」。
華やかで大きな円を描くサーキュラーステップ。「仮面ぴょこっ」の所、私も好き^^ ナマで見てて、一番サーキュラーの円が大きいな、と思った人がジョニーですが、大ちゃんも負けてない。
レベル判定がたとえ「3」でも無理に4を目指そうとせずに、このまま芸術的印象を極める方向で良いのでは。むしろ、もうちっとコミカル(軽快)でも良いような気もします。しかし大変ですね。ステップ踏みながら「演じ」なくてはならんのだから。
ステップは、エレメンツの中でもやってる時間が長くて、リンクを最も大き~く使う動きだから、「楽しいなあ♪」と思う美味しい部分なんですよね。でも、なんしかカメラアングル悪すぎて良くわからない(笑)。シーズン初めは選手がどんな演技をしてくるか未見なので、TV局側も公式練習だけでカットを判断しないといけない。だからまあこれからの放映に期待を…(大丈夫か)。
有名な「The point of no return」ですが、ボーカル版がお馴染みなのでちょっとインパクトに欠けるような。だからこそ、ここでジャンプが決まらないと乗っていけない。結構、時間が長いものね。
ストレートラインの前は「踊りながら休む」=「息ととのえる」(笑)。
私はステップはストレートの方が好きです。終盤の加速っぷりも好き。ぐいぐいスピードで押していく。すばらこいです。大ちゃん、明らかに昨年より脚力がパワーアップしてると思う。メインテーマの音符に合わせてステップを踏んでいます。
最後のスピンは速さも充分。でもとにかく「4分39秒」なもんで、1秒たりとも無駄にできん…ちゅう感じで(笑)。最後に「グラッ」とでも動いたらタイムオーバーとられるんかなー。スリリングと言えばスリリングだが。
普通、「フィギュアの王道」は「起・承・転・結方式」ですよね。
「ガ~ッと華やかに始まり大ジャンプ」→「スローナンバーでひと息いれて」→「テンポアップでムードを変えて」→「メインテーマに戻って大団円」が王道パターン。
でもこの「モロゾフ版オペラ座」は、5部構成になっていますよね。
「動→静→動→静→動」…「静」が前半と後半の2回はいっている。前半が「all I ask of you」後半が「The point of…」。
両方とも、バイオリンの繊細な美しい音色が大ちゃんの流れるスケートに良く合っている。時間も長い。でも、「スロー」が2回あることで、かえって印象が薄くなっているような気もします。私が最初に「曲調はどんどん変化してるのに、何故か通しで見ると冗長に思える」と思ったのはそのせいかな。
やっぱり普通ならば4部構成または3部構成のところを、5つのパートにしてるのでひとつひとつの時間が短くなるし「次、次、次!」って感じに思えるのかもしれないわ。もっとも、ストーリーの順番と場面を忠実に追ってシングルで構成したら、こうなるのかなー。言ってみればこれ、フィギュア競技というか「大ちゃんミュージカル」なんだね。迂闊にも今頃気づいたけど(笑)。
今はまだ、私の目には「大きなひとつのドラマ・うねり」みたいなもんが見えてこない。「勝ちに行くプロ」というより、「大+モロゾフの進化の為の冒険」に思える。毎年おんなじことはやっておれないし。
部分部分のキラキラな魅力と、もう少しなんとかしては~、な部分が混ざり合ってるので、私も複雑微妙な感想になっちまってます。でもまあ、優しくはない。難しい構成なんでしょね。
進化の過程を楽しむことに致しましょう。最早、覚悟もOK!さあさあ今、しごかれてるかなあ…がんばれーがんばれー。
(次は「映画版オペラ座」の話かこかしら・未定)