上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

大ちゃん、芸人なんだもの★

2007-08-24 | 07-08 コンペとショー
突然ですが(笑)行ってきました。PIW二日目の夜の部、高橋大輔、芸人と化す速報。
大ちゃんは二部の前半が出番。正面を北向きにしてましたね。ラストも北向き。中盤で「粘っこ~い」サーキュラーステップみたいなのを追加してたと思う?私は南東角と少々遠い席でしたが、今日はフレンズの時より、柔らか~い感じでした。東と南にテレビカメラあり?
今日はまたまた、本編のジャンプは完璧なのに、何故かフィナーレ得意の3フリップでスッ転び、その直後に中央のなんでもない所でもスッ転ぶという…お笑い芸人か、アンタは(笑)。
花渡しは今回はほぼ100%皆、渡せたかと思います。ゆっくり丁寧に一人一人と喋っていたのは(ハグも無尽蔵サービス)、懺悔の証しに違いないよ(笑)。
私は、新宿の花屋でちっさいブーケ用意していきましたが、会場でも充分花束はあります。
「大ちゃん、明日はコケたらアカンで!」と、関西弁にて突っ込んだら、ボケたりせずに「はいっ!わかりました!」と、はっきり真面目なお答えが返ってきました。きっと多くの人に突っ込まれたやろね…。私が左手出してしまったら、器用に右手を裏返しにして握手してくれたけど(笑)。
夜は、しーちゃんと二人で最後まで丁寧に、ほぼ全方向、ふれあいタイムしてました。最後の最後で、プレゼント抱えたまま、片膝ついて王子様ごあいさつしたら、また転びかけた(笑)。
世界メダリストがこれでいいのだろうか…明日以降行かれる方、念力で大ちゃん立たせて下さい…(@_@;)つうか、靴変えたばっかなんか?聞いてくで~。
★会場は死ぬほど寒かったので、ご注意を。でも、やっぱり暖かくておもろい(笑)、可愛い大ちゃんでした★
コメント (8)
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わたくし的フレンズ・3

2007-08-24 | 07-08 コンペとショー
(また戻る)
~第二部・ケモノ道~
チビッ子スケーターの物語がじじ~んと終わったあとで、小柄な人影がリンクに~って、もうシルエットで誰だか解る。大ちゃんが小道具(チャンピオンベルトだ)を西側に置いて、すいーっと帰って行ったけど、次が彼の出番だろうか…小道具いるプログラムかしら…と思いきや、先輩のヤマト君でした。大ちゃんとヤマト君は仲がいい。互いに「目指せ、ビジュアル系!」として、同じ血が流れてるのかも(現役時代は「互いにヘタレ」としても通じるものがあった)。

★ヤマト・PART2★
「新横浜のロッキー」になりきって…でも脱いだら華奢だ(笑)。
ボクサー・ヤマトは、みやけん振付らしいですね。もー。こーゆーのお得意ねっ。あんまり役どころではないヤマト君がやるから面白いのね。
・シャドーボクシング(かつてジムに通ってただけはある)
・縄跳び+腿上げで走る(スケート靴はいて~かなりスゴイ)
・腕立て伏せを「1,2,3…」(ヤグよりはヘタレ気味?)
・チャンピオンベルトをかざして「どうよ!」(優しげだ)
いろいろ忙しい。その合い間に二つくらい3回転も。ご立派だ!
ワケわからん間に南AR前で黄色いタンクトップ姿になり、客席の間の階段を駆け上がる。
雄叫びで終わりました(笑)。握手を求める観客。パチパチ。
楽しい~ただひたすらに楽しい!いいやん。夏だから(笑)。

★恩ちゃん・PART2★
シスターから大変身を遂げて、裾の短い短い浴衣姿。「ずいずいずっころばし」です。随所にコミカルな振付あり、でチビッ子客は喜んでる~。
東中央のお客さんとジャンケンしたり、布の袋からアメらしきものを取り出し、ぱああ~っと威勢良くお客さんに撒いていました…これ、関西人としては「ビッキーズのネタやん…」とつぶやいてしまうなあ(アメをまく漫才コンビ=ビッキーズを御存知?)。
元気一杯で本領発揮!っちゅう感じですが、これ、PIWでもやるのかなあ?レパートリーを増やす恩ちゃん。現役時代よりこちらも楽しく見られますが、「白鳥」みたいなのも一度、やって欲しいわあ。

★本田君・PART2★
「世界の中心で愛を叫ぶ」の主題歌だったのでしょうか。「かたちあるもの」インスト版ということで、シットリ滑ります。
結婚を発表したせいか(そう思って見るせいか)、とても心がこもっていて、素敵~な1本でした。夜の部では3アクセルにも挑戦(惜しくも決まらず)。イーグルの美しさとか滑りの正確さとか、やっぱり武史君だな~。
「アランフェス」を滑ってた頃の、ピュアな感覚が再現されたかのようで、私はとても嬉しかったです。コーチ業もよろしくねー。
(んま~お相手は大阪の女性とか?来年にはパパとか!)

★パン&トン★
急遽、出演が決まったにもかかわらず、完璧な出来。曲は「アダージオ」です。ほんまにスロージャンプやリフトの高さと正確さは素晴しい。でも、とてもアイスダンス的な、芸術的一曲。
トン君がちょっと髪が伸びた?ビジュアル系として進化を遂げてるような気がする…いや、もともとアジア勢にしては抜群のプロポーションですもんね。
彼らはしーちゃんと「フレンズ」なんだろか。コミュニケーションは英語かな。今季はチャンピオンに返り咲けるか、私の好きな組なんで注目してます。

★エバン・ライサチェク★
「最後の…カルメンです…」とおごそかに告げられたら、体が緊張してしまう(笑)。私は、短縮版かな~と思ってたんだけど、お友達の話では、4分半フルじゃない?とのこと。
ジャンプは3F、3Lz+3T(!)、3S、3T+2T(3T?)、3F…アイスショーとは思えぬ大サービスっぷり。1日に2本、FSを滑るなんて~。でかいだけでなく、スタミナもでかかった(笑)。シットスピンの時、片足をまっすぐ前に伸ばして腰を深く曲げて、まったく軸がブレない。こういう所で大拍手なのも素晴しい。
ストレートレインは、距離が足りないせいか、サーペンタインに変更してました。迫力です。スタオベも出る程の喝采です。彼はこの来日で間違いなく株を上げたねー。バナーもチラホラ振られて、エバン怖いよー。ジョニーは今年、彼に勝てるのかしら…(でも、エバンはいい奴です。ほんま^^)

★大ちゃん★
エバンの直後に大ちゃんって。神様はどこまでも試練を与えるのね…いや、身長差はスゴいんですが(笑)、滑り出したらアッちゅう間に世界を変えてしまう。例え海外で滑っても、遜色ないだろな、と思います。
DOIの時は「うごめく謎の物体(キラキラ付き)」として、低い目線の世界を、あやし~く徘徊していたような彼ですが、今回は違いました。私が、夜の部はかなり僻地席(東北の角)から見ていたにもかかわらず、世界が「グッ」と立体的に迫ってきてて、驚きました。
いや、またまた息を詰めて見てたんですが、瞬きするのも惜しい。良質のモダンバレエを見てる時のような素晴しいテンション。W・フォーサイスのダンスを初めて見た時の感覚に、ちょっと似てる。
私はあんまり何度もTVの録画を繰り返し見ていないので、「ここでこういう振付で~」とか解らないんですが、その方がストレートに胸に入ってくる気がします。
何かこう…今までのフィギュアの範疇に入らないような事をやろうとしているな…それはかなり難しいんだけど、大ちゃんは凝り性だから…やめないだろうな(笑)。
「謎のホタルイカ」から「謎のケモノ」へ。
1ヶ月余で進化を遂げていたのは、振付が体に入ってきたからかも。自分のものになってきた感じがしました。
そしてやはり、「これ滑ってるの、誰かなー?」という意識で見た方が、私は断然面白い。肩書きとか実績とか人気とか、そういう概念を全て取っぱらって、「ただそこにダンスがある」。そういう境地になったら、私にとっては「素晴しいダンス」なのです。
やっぱり大ちゃんは、DNAが「ダンサー」なんだわ。何度も何度も見たくなってしまう。うーん。今度はアリーナの目線で食い殺されたいな…。もっともっと獰猛になって…この世のものじゃないケモノがいいなあ。
コメント (3)
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