上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

ここから再び…

2008-04-02 | 07-08 コンペとショー
さてトリのヒト。
「大ちゃーん!!」と皆がコールするのに、何故か出てこない。しばらく間があっても一度コール!何をやっていたのか…あなた、オープニングからずっと同じ衣装の筈なのに脱いでたんですか!?
わー。今季初のショートサイドから見る「HipHop SWAN」です^^嬉しい。
最初の3-3は単独の3Fにしてました。3アクセルが恐いよお…ってワールドの後遺症が。でも大丈夫でした。綺麗な軸で高さも充分。でも私のサイドから見てるとやや回り過ぎ?まだ力みがあるのかしら、とか(でもTVニュースで見たらフツーだった)。
3ルッツも綺麗。スピンは今日はやや省エネか。でも速くてタイト。ステップで大歓声です。「お約束」があるのはいいですね♪
ストレートラインの直前は、あの韓国高揚のノリだ。さて私達のいるショートサイドに向かってくる~ということで、私の右横エリアのお客さんが「ギャーッ!」狂乱状態に。
あのね。アクリルフェンス、バンバン叩いちゃいけないって!壊れるって!
多分、お若い女の子ばかりだったのか、スタッフさんに警告を受けていた…そらそうやろ。
でも私も、新横リンク南Sアリーナ=最前列状態だったので、大迫力でした。ロングサイドのお友達ペアは、3Aの時「ひゅん」という風を感じたそう。臨場感あるなー。私も風受けたかったけど(フェンスが~)あんだけ近くで見られたら、思い残す事は無いです。はい。
レイバックスピンで締めくくり、大盛り上がりのスワンでした。また右横の女の子達がフェンスをバンバン!(こらっ!)
でも実は私は「あ…アクセル降りられたー良かったあー」と安堵の方が大きかった(笑)…ごめんね。しかしこの日の男子って、刑事君以外は全員3A跳んできてるんですよね。EXで3Aって~。日本男子のプライド祭りじゃないですか!
それが、大ちゃんアンコールまで考えてなかったのか、この後引っ込みがつかない状態でウロウロ。なぜいったんリンクサイドにハケて、息を整えないのよ(笑)。
ややあって、白鳥~の冒頭の音楽がもう一度流れ出しました。でもなぜか3Fでコケる(これは跳ぶ前からコケそうな予感がした)。リンク中央に戻って高速スピンで締める。ガーッ!私の左隣のおばさまは、生まれて初めての「ナマ」だったのか、うわあああああああと凄いリアクションでいらっしゃいました。
やんやの大喝采で終わりましたが、やはりあのステップの直後にアンコールってキツイんでしょうね。でも今後は、アンコール用に「感動のスローバラード30秒」とか用意しておいて下さい…それでこそ王者や~^^;

さてチビッ子達も再登場でリンクをグルグル回ります。手を振る手を振る。大ちゃんはセンターで手を叩いてます。ここを拠点に練習しているアイスホッケーやショートトラックの選手達も登場。総勢45名?だそうですが、壮観でした。
またまた音が割れてサッパリ聞こえないのですが、正面ロングサイドを向いて子供たちが「リンクを無くさないで!」という主旨で訴え続け、大きな拍手を受けて終了。6時開演から約1時間で、ショーは無事お開きとなりました。

帰りに「サンピアリンク、再開をめざして」のチラシ(↑)と署名用紙がワンセットになって配布されました。チビッ子スケーターたちがワーッと受付に群がって、お客さんと握手大会。あ、ジャージ姿の刑事君が(早い!)。
しかし1時間とはいえ、ずっとリンクサイドに立ってるだけでも、しんしんと足元から冷えますね…外は寒い。山の上だここは。とても子供が一人でお稽古事に通うような場所じゃないから、保護者の方の送迎も大変だと思いました。
小さい子供達の滑りを見ていたら、ここから再び、真央ちゃんや大ちゃんみたいな金の卵が出てくるかも…そんな夢も膨らむ。実際に見てつくづくと思いました。
そんな逸材ばかりでなくても、子供がスポーツするのはやっぱり良いのよね。心身の健康面でも。子供がノビノビ動ける施設は、やはりある程度は国の援助が必要だと思います。
このまま誰かが買ってくれるよう嘆願するしかないのだろうか。作っておいて、ある日突然「もうやめよ」と言い出す…そんな無責任な話で将来ある子供を振り回してる場合じゃないよー。
可愛い子供たちの「嘆願」を前面に押し出すのではなくて、今度は大人達が「なんとか」現実的な方法を考えなくてはいけない。
私も賛助会員になっているある個人美術館は、寄付金のみで運営していてスタッフは殆どがボランティア。でもどうにか存続して機能しています。そういう事は無理なのかな~。またはナショナルトレーニングセンター化してもらえたら…一番いいのになあ。
私はリンク事情の裏側は全く解りませんが、とにかくサンピアはずっとアクションを起こし続けて、世間から忘れられないようにするのが肝心かと。秋に再開出来るように。

温かい「地元ノリ」が楽しかったけど、いろんな事を考えさせられた倉敷チャリティ・アイスショーでした。
大ちゃんは、自分の家に帰ってきたかのような安堵感・楽しさと、「しっかりしなくてはいけない」という責任感と、両方あったんじゃないかな。自分が活躍することで誰かに影響を与えられるかもしれない…そんな気持ちを、更に強く持った事と思います。
それにしても、チビッ子達と手をつなぐ大ちゃんは楽しそうでした^^★
コメント (4)
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