上砂理佳のうぐいす日記

銀座中央ギャラリーの版画展、お越しのお客様、ギャラリーでお世話になった皆様、ありがとうございました!★

朝日新聞夕刊に突然★

2008-04-17 | うぐいすよもやま日記
関西版のみかも。突如スポーツ欄に大ちゃんの最新インタビュー(?)が写真付き。記事本文はネットで出ると思います。
Numberを、もう少し詳しく噛み砕いた感じの記事ですが、私、4月から朝日新聞に変えた甲斐あったあ(笑)。餅入りカレーうどんといい、カラオケ話といい、もはや、大ちゃん番の記者がついててくれてる感じ★
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花いろいろ

2008-04-17 | フィギュアこんな話も
これはまた違う種類の桜です…が。名前が思い出せない!?
あ、「造幣局の桜通りぬけ」は「16日」からでした。失礼。今日の大阪は雨が降ったり薄陽が差したり。でも確実に「春」ですね。もう冷房入れてる車両もあるって!?やめてくれ~!窓あけりゃいいの。窓。このエコライフな時代に、4月から冷房入れるな!

締め切りクリアできそうでホッとする私(^^;)。ああ、世界選手権と仕事の締め切りが重なったらもー、私は死んでしまう~…とか言ってる場合じゃないね。
仕事の合間に、お友達から送られてきた倉敷チャリティの映像や、今季のフィギュア記事の切り抜きやら、Numberやら、モロモロ色んなものを見ていたら、グルグ~ルとアタマの中を、混沌としたものが駆け巡ります。
ジャパンオープンが終わったら、本格的に「シーズンの終了」かな。来年からはISUの公式試合に…本当になるのかな?マジですか???

「Number」の感想は、時間をとってきちんと書こう~と決めていたので、今日の今日までかかりました。
深いですね。熱いですね。私はこの2頁を額装して仕事場の壁に貼って、毎日眺めよーかと思ってるくらいです(笑)。でも、大ちゃんと目を合わせないようにしよ…(未だに「AERA」は本棚の奥だ)。
お友達が「大ちゃんの顔赤いよねー」と言うから、私が「ジンマシンかしら」と言ったら、約2名に怒られました(笑)。すんまへん。でもFSの時も顔が赤かったような?

インタビュアー(書き手)がフィギュアでは御馴染みの(大御所というか)田村明子さんだったので、それも良かったです。どうも「じゅんじゅん」だと説得力が…。田村さんはトコトン、フィギュアのファンだけど、冷静というか決して甘い記事は書かない。シビアな時は思いっきりシビアだから。
でも、そんな冷静な彼女も「高橋!頑張れ!」と熱いエールを送ってくれているかのようでした。「戦士の顔」って田村さんも思ってくれてたんだなーと、嬉しい。
私が大ちゃんの顔付きが変わった?って思ったのは、やっぱりトリノシーズンからです。スケアメ…というかその前哨戦のJIC@東伏見。
あっれー!?どうしたんだ!?男の子って、やっぱ19歳位が変わり目なのかな…でももっと言うならば、その前の前の月にあったDOI。あの時の「ロクサーヌのタンゴ」初披露版で「あやややややー!」とビックリしたなあ。
何かが変わった…明らかに。これは「戦闘モード」だよ。出陣前の武士だよ。「俺は行くぜ!」って決意がみなぎっていた。
その前のモスクワ・ワールドも、ドルトムント・ワールドも、いつもの「かっこいい♪可愛い♪大ちゃん♪」ではあったけれど、決して「戦士」ではなかったのですよね(わたくし的に)。
でも、あのトリノ・イヤーを境にして、どんどんどんどん眼光鋭く顔がキリッとしてきて。まあ、あのシーズンの七転八倒・四苦八苦に比したら、今季なんかジェットコースターのうちに入らないわ…とも言いたくなりますが。
内面的なものが、はっきり外面にも現れる。大ちゃんは誠に解りやすい人だなあ、と思います。

FS直後のニフティの記事が胸痛むものがあって…「勝ちたい、勝ちたい、という気持ちだけが、前に前に行ってしまった」って。深いよー。でもこれ、解るわ。
私、四大陸のあとに、何の雑誌だか忘れてしまったのだけど(「日経ビジネス」かなー?)、ある「弓道」の達人の方のエッセイを読みまして。「ハッ」としました。それは、
「的を射ようと思うな。まずは自分の“型”を守れ」ということでした。
「当ててやる!真ん中に当ててやる!」と思い過ぎると肩に力が入り、知らず知らずのうちに弓道の正しいポジションが崩れてしまう。ポジションが崩れると当然、矢も弾道からハズれてしまう。そんな内容でした。
私は読んで即座に「あああー」と感じるものがあり、早速関大ブログにこの事をメッセージで書き送ったのですが…それはもう、大ちゃんがオランダへ旅立つ前日。「ああ…きっとこりゃ読んでくれてないよ…」と、何か不穏なものを感じて、そのままイエテボリを迎えました。
まあ、一流のスポーツ選手が、一介のファンのメッセージをそんなに深く即座に取り入れるワケもないので、元から無理な話ですが。でも、なんだか「これは!大ちゃんに伝えなくては!」と思ったのでした。
あの頃、「勝ちたい。圧倒的に勝ちたい」という発言ばかりインタビューで載っていたので、この「的を射ようと思うな」を読んで、「大ちゃん~、落ち着いて!自分を見失わないで!」という感情が引き出されたのかもしれません。
そうしたらば、ニフティのあの涙ながらの語りですもん…「ああやはり…」と私は思いながらも、かなり泣いてしまった。あの弓道の達人が語っていたことは、やはり示唆に富んでいたのかなーと。

でも、「勝とう!全ての試合で勝とう!」と思う位でないと、きっと厳しい鍛錬に耐えられないですよね。口で言うのは簡単だけど、日々の練習って実に地道で辛いものだろうから。それぐらいの強い目標が無いと、根気が続かないのではなかろうか。
誠に「自己コントロール」って難しいですね。同じNumberに、上村愛子ちゃんの記事が載っていて、何か象徴的でした。いつか大ちゃんもこの境地に行くのだろうか、と。彼女もなかなか五輪でメダルが獲れなくて、トリノの時「もう、どうしたらメダルが取れるのか、私には解らない」と語っていたのが思い出されます。
トリノ五輪の荒川さんは、何かこう「突き抜けた」境地でした。あらゆる辛酸も嘗め尽くして、人生を一周グル~ッと回ってきた。その末に辿り着いた「至高の境地」という感じがしました。運も何もかも味方につける、ってのは、そんな状態の時かもしれない。
イエテボリのFSのあとのキスクラの大ちゃんを見ていたら、私は「道の途中」だと思いました。トリノの時のキスクラは「あ、始まったな」と思った、と以前に書きましたが、今回はそうは思わなかった。「途上」です。まさしく。
これからまだまだ辛酸を嘗め尽くさないと、「至高」には辿りつけないのかしら…解らないけれど、そう思うと恐ろしくもあるのだけれど、昨年のブログ「一緒に闘って下さい」が、私を奮い立たせるのよね。大ちゃんが「戦士」であり続ける限り、一緒に闘うんだよね。

これから、どう「勝って」いくのだろう。
私が心配してどうなるもんでもないけれど、世界選手権で何かを掴んで、必ず、「一番高いところ」に上がって欲しい。
しーちゃんにはしーちゃんの道があったように、大ちゃんは大ちゃんの道で進んで欲しい。
私のみならず、田村明子さんもきっとそう願っているに違いないわ…そんな風に思わせられた記事でした。田村さん、感謝。
という事で、これから額装します(結論はそこか・笑)。
コメント (2)
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