上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

「ジゼル」対決の行方は…★

2008-10-28 | 08-09 コンペとショー
↓のコメント欄で、私の某飲み友達・いや飲み姉さんが紹介してくれてますが、カートの「雨に唄えば」いいですね~(あ…蛇足ですが、直リンクは自重ね…ご協力をよろしくお願いします)。
ほれ、誰かを思い出しませんか!小塚君の滑りにソックリ!
逆やね。小塚君がカートの滑りが好きで好きで、良くマネしてたという。解る気がします。ちょっとした軽いタッチやイーグルの入れ方とか。
それにしても、全盛期のカートはなんてキュートなんだろ^^!
私、寝ても覚めても「カート!」「カート!」だったのですよ。あの頃は。
前にも書いたと思いますが、引退した時、ショックで会社休んで起き上がれなかった程だもん(笑)。その頃はナイーブなうぐいすさんだった^^;
小塚君は確かにカートばりだ。体型も似てる?でも、カートは最初は「ジャンパー」だった。だんだんだんだん洗練されていって、アーティストタイプになっていったのよね。小塚君もこれから成長して、色んなものを見せてくれそう。

…これ見て思い出したけど、FOIの千秋楽フィナーレで、大ちゃんも速い速いタップダンス的なステップを踏んでいましたよね。「なんや!出来るやん~!」と唸っていた私。
「謎のEX」「謎のanother LP」で、もしかしてタップダンス来るかも。だって世界選手権はアメリカ。♪し~ぎいんざれ~ん♪どーだしょー。または♪巴里のアメリカ人♪とか。
女子のSPでレイチェル・フラットが、「ムーン・リバー」で滑っていて、とてもとても素敵だな~と思ったの。今季は「アメリカ的プログラム」多いのかもしれない?
★★★★★
さて女子FSも見ましたが、ユナちゃんの新FSも良かったわあ♪
SPに比べたらまだ完成してないみたいだけど(後半がちょっとペースダウン…かな)、やっぱりあのオーラは凄い!アメリカでも人気あるのかなー。大歓声だ!
真央ちゃんが「陽」としたら、ユナちゃんは「陰」。でも、「内側にこもる陰」でなくって、「外側に放射される陰」とでもいうのか。滑りがせせこましくなくて、スケール感のある所が好きです。
これからまた調整していくだろうから、真央ちゃんと対決してどうなるか?テレ朝の下手なアオリじゃないけど(笑)、確かに実力拮抗で楽しみです。

ゆかりんVS美姫ちゃんの「ジゼル」対決!ですが、衣装が…バレエファンにはモロに「ジゼル」なゆかりん。美姫ちゃんはやっぱモロゾフ製、アレンジしてましたね(あれだと1幕+2幕の折衷案みたいな?)。
「ジゼル」は難しい。ん。難しいよ~。
バレエの「ジゼル」が好きな人は、受け入れにくいんじゃないのかな。はい、それは私です。
ズエワ版とモロゾフ版。どういう構成で来るのかな~と思っていたら…そう来ましたか。ああ、困った。感想が無い(笑)。

ジゼルは踊ることが大好きな純真な村娘。

青年貴族アルブレヒトはジゼルを気にいり、即ナンパ(こらっ)。

二人は恋に落ちる。しかし、アルブレヒトには婚約者がいたっ!

「ウソ!ひどい!(><)」ジゼル、狂乱の末に死んでしまう。精霊になる。

アルブレヒト「すまんじゃった!俺が悪かった!」と懺悔の墓参り

精霊のジゼルとアルブレヒトは夢の中で踊る踊る

しかし、夜が明けて再び別れが…

純粋なバレエファンには怒りを買いそうな大ザッパなあらすじですが(笑)、まあこんな感じですよね。フィギュアの「ジゼル」は、余り物語を追わずに「ムードで」感じる方が良いのかも…特にモロゾフの編集は…。うーんうーん。
ゆかりんのジゼルは清潔な感じ。途中のトゥステップは、バレエのステップそのまま引用ですが、アクセントになって良いかも。でもあまり悲劇性は無くって「村娘」の可愛い純真なカラーでしたねえ。
私は昨年の「スペイン狂詩曲」みたいな、強いプログラムがとても好きだったので、慣れるのにやや時間かかかりそうです。でも、正統派ズエワ的ではあるかなー。
美姫ちゃんは、荒川さんが解説してたように、ジャンプ復調で高かった!4回転はその時のコンディションで、トライするなり3Sにするなり…自由で良いのではないだろか。メディア的には4回転!4回転!煽りたいんだろうけど。
ちょっと体絞り過ぎかな…と心配。肩のことも心配。
でも、ステップや動きが洗練されてきた感じを受けました。PCSが伸び悩むのは、ひとえにモロゾフ先生のプロ作りに原因があると思うのですが…どうなんだー。うん、私はSPの方が好きだけど、これからFSも構成変化していくかな。

キミーちゃんの復活は大丈夫なのだろうか。ファンとしては切ないー。トッドのキス&クラ、笑顔が見たいよ~。
あと、レイチェル・フラットはやや姿勢が気になるのですが(首のラインが~)、やっぱり面白いプログラムを滑る。ちょっとなかなか珍しい選曲ですよね。テンポも掴み難いし。この年齢でこんなん出来るの?っていう。太田由希奈ちゃんがシニアに上がって「ダフニスとクロエ」を滑った時のことを少し思い出しました。
フラットも由希奈ちゃんみたいに、「曲想を掴む感性」が優れてるんだと思う。未来ちゃんが割と年齢相応の選曲なので、余計に対照的に感じました。
でも私、アメリカ3人娘は皆、好きなのですよ。だから誰もメダルを取れなかったのは、ちょっと意外というか寂しいかも。
男子に続き、やや複雑な想いもある女子でした★
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする