★展覧会案内★
JR京都伊勢丹10階アートギフト(TEL 075-344-7765)にて
8月27日(水)~9月9日(火)まで、銅版画と水彩画の特集展示販売開催中です。
JR京都駅に直結してますので、旅行の方もお近くの方も、どうぞお立寄りください
サイン会の日 9月7日(日)午後2~4時 は、私も会場に居ります。
今回は、京都ということもあり、アートギフトさんからのリクエストで、
「祇園の舞妓はん」「産寧坂の舞妓はん」という小品水彩画を描きおろしました。
上の絵は「祇園」バージョン。お茶屋さんの前で。
暑い夏が終わり秋に向かうということで、着物の柄を「なでしこ」に。
髪かざりには「桔梗」を。
若い若い舞妓はんなので、少女っぽく可愛く。
暖簾の「千鳥」が飛びだすところで、「希望」をあらわしてみました。
「産寧坂」 水彩画
産寧坂は、通称「三年坂」ですが、昔、安産祈願で清水寺に詣でた人が、
この坂をよく通った…ということで、産寧坂ともいわれるようになったとか。
坂は石畳でけっこう急なので、転ばないように、
ひょうたんのお守りが売られています。
このあたりは、なんとも小さい迷宮みたいな通りなんだけど、
不思議な空気感があって好きです。
竹久夢二が恋人と短期間住んでいた家のあともあるので、
なんか、夢二もここを歩いたんかな~と、妄想します。
「舞妓はん」大苦戦(汗)。
見るは易し。描くは難し。
頭のかんざしのビラビラ(垂れ下がってるあの飾り)も、
舞妓はん1年生は長く、先輩になるほど短くなる、とか。
着物が長いので、スソを持って歩かないといけませんが、
どちらの手で持つかも、ちゃんと意味があるとか。
私が京都の町で、実際に見た「あー舞妓さんだー」も、
意外と観光客の仮装「なんちゃって舞妓はん」だったりして。
舞妓さんの姿に変身させてくれるお店は、祇園界隈にも、ちょこちょこあります。
もう、私は出来ませんが(当たり前だ)、10代の若いうちにやっておけば良かった
やっぱりお肌が綺麗でツルツルでないと!
それにあの「ぽっくり」を履いて、祇園の石畳を歩くなんて、
若い脚力がないと出来ません…今やったら1メートル歩いてコケて足捻挫
この夏も、外国人の方々が、わんさと京都に詰めかけていました。大阪も。
大企業の社長でも、バックパッカーの若者でも。
みんな「半パン」!
さぞや暑かったやろねー