上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

ジェイソンに涙する★

2016-10-24 | うぐいすよもやま日記
ひさびさにフィギュアスケートをつぶやきます~。(つぶやいてない)
ジャパンオープンから、しっかり見てますよ!でも、つぶやいてないのは単に忙しかったからです(笑)。
今年は行かなかったフレンズオンアイスの録画もやっと見れたので、いろいろ書きたいのだけど、まずはスケートアメリカから。

グランプリシリーズ開幕戦は必ずスケアメ。
そのスケアメで、日本男子が優勝する!という伝統芸がスタートしたのは、2005年の大ちゃん優勝から。
開催国のアメリカ選手がなかなか優勝出来ず、「空気の読めない日本男子」なんて言われてましたが、でもなぜか日本男子とアメリカは相性いいんでしょうね。
日本男子スケアメ歴代優勝選手は、大ちゃん、織田君、小塚君、羽生君、町田君…パッと思いだしただけでも凄いわ。
そこに昌麿君も加わり、この流れで行くと山本草太君が続くのか!?
今回は、ダイスこと村上大介君も出てたのに、棄権で残念です。デニス・テン君も棄権で10人になってしまいました。
でも、内容は素晴らしかったですね。開幕戦はみんな不調が当たり前なのに、男子のレベルは上がる一方です。

スケアメ放映で、「歴代4回転ギネス記録」をやってくれたのは褒めたい!
カートが史上初の4回転トゥを決めたのは、1988年だったかー。カルガリ五輪直後ということかな?(80年がレークプラシッド、84年がサラエボ五輪だよね?)
当時は世界選手権、関西では放映なかったんですよ。だからニュース映像だけでした。世界選手権の放映が無い!なんて今では考えられないでしょ。
そして、ブランドン・ムロズ君がやはり4ルッツのギネス記録選手なのね。懐かしいよー。
その4ルッツをコンスタントに飛べる、中国のボーヤン君。SPがアレだったんで心配してましたが、PCSの強化途上なので、「今が産みの苦しみ」の時期なのかな、と思いました。ともあれ、ジャンプだけの選手じゃなくなってきて、ますます素敵可愛いボーヤン。頑張れ~!

メダル争いにはやはり、アメリカの二人と昌麿君が。この3人が第二グループラストに怒涛の演技を見せて、もうホントに素晴らしかったですね~。世界選手権並みの感動だったよ。
リッポン、フリーの曲変えてきてますよね?前のよりこっちの方が断然いいな。
なんか、傷ついた白鳥みたいな、繊細で優美な振付に泣きそうになりました。ダビデの彫刻みたいなルックスでああ踊られたら、ため息しか出んわなー。

昌麿君はJOから好調だったので、今回も「やる!」と思ってました。
集中したいい顔でした!クリムキン・イーグルでも、上半身に表情をつけられるのは凄い!
膝をいためないか心配ですが、大ちゃんが何度もチャレンジしていた4フリップを、引き継いだのが昌麿君というのは、何か因縁というか嬉しかったですね。

しかしながら、最終滑走のジェイソン・ブラウン。ピアノの美しい旋律に酔いながら、最初から最後まで、ず~っと泣きながら見てました
「この世の美しいものを全て凝縮したような」そんな素晴らしい演技でした
「figure」「skating」とは、「美しく」「滑る」競技なのだ!
今、4回転ばっかり騒がれてますが、それだったら「スケートジャンプ」って競技にすりゃーええやんか!って思います。
「美しく滑る」要素に、もっともっと加点をつけるルールに改正して欲しいよ。そうでないと、リッポンやブラウン、アボットみたいなタイプの選手が浮かばれない。
僅差でリッポンよりフリーは上だったけど、4回転の差のみかな。どちらも超絶美しい。
昌麿君のフリーも、「不穏な色気」でいいんですけど…もうちょっと年齢上がってからでも良かったような。でもあのジャンプ構成であれだけ滑れるという事が素晴らしい。

ジェイソンってほんと、股関節が柔らかいですねー。
去年、腰をいためてお休みして悲しかったけど、そのお蔭で体が回復出来たのかな。
あんな風に自由自在に、空を駆け抜けるように踊れたら(滑れたら)、どんなに幸福だろうか、と思ってしまう。ちょっとバレエみたいですが。
バレエとスケートの融合は、トーラー・クランストン~エマニュエル・サンデュー~と来て、ここジェイソン・ブラウンで最高に開花したわあ★
コメント
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