大移動★

これを書いている時に中山美穂さんの訃報が。辻仁成氏と息子さんは大丈夫だろうか。。。

母は11月末で94歳になりました。
４月から入所していた守口の施設から、姉夫婦のいる静岡の施設にお引っ越しすることになり、「車椅子で大移動」を敢行しました。
新しく入所する施設のケアマネージャーさんが、全国展開している車椅子レンタル会社を手配してくれて助かりました。これで守口から静岡まで同じ車椅子に乗ったままで行けます。施設→介護タクシー→新幹線→介護タクシー→施設、と無事に到着。
最大の問題は移動中のトイレで、足腰が立たなくなっているので寝たままオムツ交換が必要。
新幹線に「多目的室」という座席がベッドになる個室があり、予約しておきました。普通の指定席と同料金で、予約しなくても当日空いてたら赤ちゃんの授乳とかオムツ交換、具合が悪ければ横になることも出来ます。
室内は2人用座席とパイプ椅子があり3人まで入れるけど、定員は2人なので、3人ならば近くの指定席を1席買う必要あり。鍵をかけられるから気を遣わなくていいけど、車椅子を入れてると折り畳まない限りかなり狭いです。
母は結局、車内でお弁当を食べてもトイレコールはなく、オムツ交換せずに済みました。
前に姉が車で母を連れ出した際、トイレが大変なことになったらしく、私は警戒していたのですが、あ～助かったー。
防水シーツにオムツに着替えにビニール手袋、お尻拭き、防臭袋、などなど、荷物も多いのよね。

移動日は紅葉の日と同じく日本晴れで風もなく、朝からあたたかでラッキー。
出発の朝、お世話になったヘルパーさんたちにたくさん声をかけてもらって、とても嬉しかった。
やっと慣れたところだったけど、私の癌転移状況を考えたらこの先「お母さんに異変あり、ご家族の方はすぐ来て」と言われても、対処出来るか自信がない。
なので思い切って、まだ母も私も動けるうちに、姉夫婦のいる県に移動させる決断をしました。姉夫婦は幸い元気で扶養家族も無く、車で施設まで行けます。
新しい施設は姉の家からやや距離があるのが難ですが、よく空いてたな、と。特養でなく民間の有料老人ホームです。デイサービスもやってる施設なんで母も毎日レクリエーションに参加出来るそう。楽しみが増えたらいいなー。歩けるようになるかもー。

写真は浜松駅に到着した母と姉です。
守口の施設のお部屋片付け、家具の送付手続きも済んで契約終了。
全てが終わった！と安堵したら今までの疲れがドッと出たのか、今日の私は熱が出てダウン。新しい点滴の副作用で鼻血が出るのが困ります★