来夏公開の映画「東京喰種」の一部ビジュアルが解禁されましたね。→シネマトゥディ
金木君のビジュアル公開というより、「安心してください!マスクは高品質ですから!」という「制作クオリティアピール」じゃないかと(笑)。
私の最大の危惧が「…あのマスクがオモチャみたいな安物だったらどうしよう」でだったので、ああ良かった。胸なでおろしました。どんだけ心配性やねんー。
最近の映像って大画面で高画質だから、質感丸わかりなんですよ。ペラペラのプラスチックにアクリルペイントのマスクとかだったら、もう泣くに泣けない
マスクを造ったデザイナーさんは、レディー・ガガとか手掛けてるまだ若い方なんですねー。もう若者文化に疎くなってるので、知らなかったー。
細部まで映してくれてるので、もう、革の質感とか縫い目とかハトメまで着目してしまった(笑)。
歯の部分、メタリックで尖ってて、ケモノ感というかギーガーみたい。
ギーガーはスイスの有名な画家さんで「エイリアン」のデザインをした人です。メカニックでグロテスクな絵の人で、私、ほとんど信者(笑)。
クリスチャン・ダダってブランドなのかあ。調べてみよう。他の衣装もこの方がかかわってるのかな。
私、マスクはね。仮面を造る有名な若い方が日本でおられたから(すみません。名前が出てこない)、その人かなーと思ってたんです。意外でした。
多分、公開直前のポスターは、このマスクをがっちりつけて、白い髪で赤い左眼のカネキかな。これだとまだ喰種になる前(?)
でもこのビジュアルの金木君は、右眼はやや弱気そうなのに、左眼は既に鋭い仕様にしてあるので、そこが「プチ・ツボ」です。
どうも映画のレビューを読むと、美術デザインにはこだわってるみたいなので、もうもう嬉しくて期待しちゃいます。あとはCG描写がどうなるかですね。
私、「原作そのまんま再現」って、反対!
映画は映画ならではの「美」を見せて欲しいです。そうでないと作る意味がない
前から思ってたけど、東京喰種って、「ポーの一族」と似てる。。。(言ったー)。
主人公の金木君は「はからずも」人間から喰種になってしまい、でもまだ人間の部分を持ってるから、「人の肉を食べないと生きていけない」呵責で苦悩するんですよね。
「ポーの一族」のエドガーも、「はからずも」吸血鬼=バンパネラになってしまい、かといってまだ人間の意識が残っているので「人を襲って血を吸わないと生きていけない」ことに苦悩します。
自分はもう人間ではないのに、かといってバケモノにも成りきれず、悲しみ、漂うように生きていく。
そして、喰種は人肉以外で唯一「コーヒー」は美味しく飲めるんですが、バンパネラは人の血以外で好むのは「バラのお茶」なんす。
ポーの一族が住む「ポーの村」には、バラの花がいっぱい植えてあって、みんな素敵なカップでバラ茶を飲んでいるんです。
村に居ない時は“バラのエキス”を小瓶に入れて常備するとか、バラを買ったり貰ったり盗んだり?しながら食すの。さすが舞台がイギリスだからか、優雅だ(笑)。
最初に喰種のストーリー聞いた時に、似てる~思ったんですよね。
「異質な物は排除される」ところも同じ。
「バンパネラ狩り」「喰種狩り」出てきますねー。
エドガーも、バンパネラを生け捕りにしようとする人間達と、闘います。
そして、主人公の底知れぬ孤独感とか。。。「何の為に生きてるんだろう」と悩む姿が、読んでて泣けてくるというか。
あ、東京喰種の宣伝なのか「ポー」の宣伝なのか、解らなくなってきた(笑)★
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