上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

志願兵の言葉★

2022-05-05 | うぐいすよもやま日記
さくらんぼはあっちゅうまに実り、あっちゅうまに食されていました。
はやっ!
ご近所の幼稚園の子どもたちが収穫したのか、はたまたコロナでそれは止めることになったのか。
でも今年は鳥がいっぱい食しにやってきてました。つぐみ?
食糧不足?

昨日、朝日新聞の「ウクライナ侵攻 特派員の目」という特集を読みました。
記者がウクライナを取材する中で、印象的だった人物の証言を集めたものです。
外国人志願兵になるためウクライナ入りした、元自衛官の大阪出身32歳の男性の言葉。私は強く心に残りました。
「死ぬかもしれないのに、なぜわざわざウクライナに?」
という問いに対しての彼の返答。
「外国からは壊しにやってくるヤツ(ロシア軍)もいるけど、助けにくるヤツもいると、ウクライナの子たちに知って欲しい。世の中はクズばかりだと、幼い子に思って欲しくない」。

元自衛官は、早くにご両親に捨てられ苦労して育ち、ウクライナで殺されたり苦しめられている子どもたちの姿を見て、自分と重ねたそうです。
アホな大人のせいで、子どもたちが傷つけられる。あまりにも悲しい。
それが大きな動機だったのかも。世界の志願兵の人たちそれぞれに、一言では言い表せぬ思いがあるのでしょう。

彼は今回は匿名で、ウクライナが勝ち生きて帰ってきてくれたら、実名で再び取材に応じてくれるそうなので、私もこの新聞切り抜きを残しておいて待ちたい。
子どもの日にじんとくる、金成隆一氏取材による記事でした★
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地鳴り★ | トップ | 「まつりか」は「ジャスミン」★ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿