車のキー&我家の番犬
ある日、イエ電がかかってきました。
「□□署の××ですが、お宅の車は○○社の△△、Noは・・ですね?
先週の○曜日に□□で事故を起こして・・・」
ははぁ~~ん、来たね。例の詐欺デンワ・・・
「その日、うちの車はうちの駐車場でおとなしくしていました。事故なんて
起こしようがないので・・・」と・・ガチャン!!
すると、再びかかってきた・・・
何だかまだ色々しゃべっている。こちらもドキドキしながら・・
「確認の為折り返しますから、そちらの署の電話番号と内線をお願いします」
そう言うと、電話番号を言うので一応メモって受話器を置いた。
怖くてドキドキ!!夫へ電話しようかと思ったけれど、仕事中だし・・・
心配をかけるだけなので、とりあえず110番しようかと思っていたら・・
再びが・・・勇気を出して出てみると・・友だちからだった・・
変な電話のことを伝えると「すぐに110番を」との助言。
「やっぱりそうよね」ってことで、110番しました。
110番って最寄の警察に繋がるんですね。この日に知りました。
事情を話すと「典型的な詐欺です。間違いありません!!その番号にかけて
見てください。きっとウソの番号ですよ」
えっ??私がかけるの?それはそちらのお仕事では??
・・・な~んて言う私ではございません
「怖くてかけられないので、そちらで確認を取っていただけませんか?」
と、一度電話を切ってその返事を待っていたところ・・・
「間違いなく□□署からの電話だったようです。事故車に該当する車種を
確認中のようです。折り返してやってください」
仕方がなく□□署にかけました。先方のかた・・・不機嫌だった~。
一台ずつ確認してる最中に詐欺だと疑われて、電話をプツンと切られて
しまったんですもの
お気の毒だけれど、でも、この時勢では仕方がないかも・・・
それに私だけの「勘違い」じゃなかったし・・・
110番さんだって自信を持って「詐欺です!」って言った。
タイミング良く電話がきた友だちだって「絶対に詐欺だ」って言ったもん。
□□署の担当の方、最後に冷た~く・・・こう言いました。
「それだけ用心深かったら、詐欺にはあわないでしょうね」
有難~い皮肉(笑)に対し、ふ~っとあるフレーズが浮かんだ・・
「はい、おかげ様で悪い男に騙されることもなく幸せにしています」
でも、さすがに・・・この台詞は呑み込みましたが・・・
「騙されなかったけれど、騙したんじゃないんですか?」・・・くらいの
頭の良い、センスの良い反撃
残念ですが、日本の警察官には期待できませんもの。
洋画には、この程度のお洒落な台詞が出てくるのですがね~