NHKスペシャル 漢字の起源 を見ました。
漢字があったから、中国は発展してきた。
アルファベットは表音文字なので、その国の言葉を知らなければ意味がわからないが、
漢字は象形文字なので、言葉が違っても意味が通じる。
多民族国家で広大な中国を統一できたのは漢字の力。
漢字の前身は甲骨文字で、占いのためでした。
甲骨に熱した鉄の棒を当て、亀裂ができることで、占っていた。
(卜: うらなう は亀裂からできた字)
漢字が系統的な文字になるのは、紀元前16世紀の商の時代である。
商の初期には、中国文明はすでに相当高いレベルに達しており、
その特徴の一つは、甲骨文字の誕生である。
甲骨文字は、亀の甲や獣の骨に刻まれた古い文字である。
商の時代には、国王はどのようなことをやる前にも、かならず占いをしたが、
甲骨文字はその占いをするときの道具である。
この番組を見て、漢字の偉大さが、わかった気がしました。
日本も中国のおかげで、漢字を使えて、ありがたいです
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政治家に重要な資質として、マックス・ウェーバーは
「情熱、責任感、判断力」を挙げている。
その反対は、衆目を集めようとする「虚栄心」。
彼は「結果に対するこの責任を痛切に感じ、責任倫理に従って行動する」
ことを政治家に求めた。
私が呆れたのは、首相が大臣の任命責任を感じていないこと。
能力も信念も感じられない人たちが、大臣になり、次々に交代した。
野田さんは、解散後、「元の自公政権に戻すのですか」と演説していたけれど、
無責任なマニフェストを作り、幻想を振りまいた政権の方が嫌です。言ったら切りないですが・・・。
100年近く前のドイツの社会学者は、今の政権の姿を予測していたよう