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今、ヒッチコックのDVD10枚セットの半分以上見ました。
この経緯を思い出してみると、図書館に行った時、映画関係の書棚で目に入った
「ヒッチコックに進路を取れ」を借りてから、彼に縁ができたとしか思えない。
本を借りてから、何日か過ぎて、友人と会い、その帰りにふと寄った大手の本屋さんで、
昔のヒッチコックのDVDセットと出会い、それを買い、それを見ている。
これは「一期一会」と言うのだろう~。
もう不思議としか思えない・・・。あの時、本屋に寄らなければ、
半世紀以上前の彼のDVDを買うこともないし、映画を見ることはなかっただろうし。必然です~
彼の映画は子どもの頃から見ていたけれど(親が映画ファン)、
きっと、映画を見た人はほとんどの人が彼の映画のファンになると思うけれど。
でも、「サイコ」は怖すぎて、見たくないけれど。
山田宏一・和田誠のふたりは、映画に詳しすぎて、驚きです。
きっと、俳優本人も忘れているようなことを、知っているという風で、
どんな映画も見ているという風。
DVDを見たらすぐに、この本のふたりの対談を読み、映画のシーンを思い浮かべています。
ほとんどのシーンを褒め称えていて、それを読んで、そうそうと思うばかり。
でも、「白い恐怖」の主人公のふたりがスキーのシーンは不自然と思った。
ふたりが並んで、スキーで雪山を下っていくって不可能だし。
そこのシーンのことだけは、彼らも、ちょっとねと言っていた。
この本は、辞書代わりに買おうと思う。これから、ヒッチコックの映画を
全部見ることは、ないだろうけれど、晩年の映画は見ていないので、レンタルで探してみよう。
ヌーベル・バーグの巨匠のF.トリュフォーは彼の熱烈なファンで、この本の中にも
何回も彼の名前が出てくる。
「定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー 」は分厚い本らしい。
もう少し、ヒッチコックのDVDを見てから、この本を読むと面白そう。