書道を習い始めて足掛け4年です。
年に1回くらい、理事長をお招きして、食事会をします。
昨日、横須賀美術館の隣にあるレストランでランチをしました。
東京湾の浦賀水道の前でロケーションが好きです。
出船、入船が眺められました。海の銀座と言われていますね。
私たちの先生がタイミングを見計らって、お呼びしています。
そのつど、理事長は書のことなどを会話の中で話してくれます。
だんだんと、話しの内容が、わかるようになりました。
食事の後、先生宅に寄り、理事長が書を書いてくれました。
スラスラです。当然ですが。
見ることもとても勉強になります。書ってアートだと感じた瞬間でした。
書は緩急、太細、潤渇など、相反するものが書面に現れると、
鑑賞する時、楽しいというか惹き付けられる。同じ調子で書いたのでは魅力ゼロでしょうね。
ゆっくり書いたり、スピーディーに書いたり、太く、細く書いたり、墨が濃い所、かすれた所などなど。
書道は漢詩を書くことも多く、それらを知ることも楽しいし~。
ある人が理事長に質問していました。書って資質ってありますか?
答え: あると思うけれど、知人で、資質がないと思われた人でしたが、書を続けていた。
普通、そういう人は途中で止めてしまうそうですが、今では上達して自分よりスゴイかもしれないと。
私たちに楽しんで学んでくださいと言われました
生徒の好きな文字、好きな言葉を色紙に書いていただきました。
来年、都美術館で、私たちの教室、その他のグループと合同で作品展があります。
何を書くか、先生の本の中から、好きなものを選びました。(五文字~? というタイトル)
【孤掌豈能鳴】 (こしょう あによくならんや)
片手では音を出すことはできない。
相手がいなくては何ごともできないことに喩えます。
本には、どれも、素晴らしい意味の言葉が多いのですが、この文字のお手本が書きやすそうに思えました。
(王羲之の文字を寄せ集めたもの) 半切(掛け軸のような紙)に書きます。
友人、知人に書道を習ったらと薦めていますが、書道って敷居が高いのでしょうか・・・。
↑ お節介な性格です。ブログも薦めていますが、即できていいのに・・・。← 鍛錬がいらない
画家とか書道家って長生きすると、先生が言っていました^^
良く見て、手を使うからでしょうね。脳に刺激を与え続けている~。
理事長、先生、わたしたち、楽しいおしゃべりができました~