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TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

俳句の本を読みました

2017-05-13 13:16:38 | 俳句の練習

俳句仲間がなっちゃん先生の俳句の本を貸してくれました。

その中から~。

病気や死をも俯瞰してみる

たとえ病気のようなネガティブなことでも、俳句に詠むことで自分を客観視できる。

正岡子規に、絶筆三句とよばれる有名な句があります。

 

をととひの糸瓜の水も取らざりき  

痰一斗糸瓜の水も間にあわず

 

子規の病がかなり進行して、家人が痰を出すための薬となるヘチマの水を

一昨日も取らなかった、そして痰が大量に出てヘチマの水薬も間に合わなかった。

 

糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな

 

仏となった子規自身が真ん中にいて、庭先の糸瓜棚には

ヘチマの花が咲いている。自分はそれをどこか上の方から見ている、

つまり、俯瞰しているという句になっています。

死後の自分の姿やヘチマ棚の様子を、独特の客観視できるんだと思います。

私は自分の「死」をそのように想像できたら、ちょっとラクになる。

子規の大らかな精神に学びたいです。

 

確かに、俳句を続けていると、性格も変わっていくことがあります。

短気で怒りぽかった方が、周囲の人や物を冷静に観察すりょうに心掛けていくうちに、

性格が穏やかになったり、寛容になったりというケースがたくさんんあります。

たくさんの人たちが俳句に救われているなと感じます。

~~~

この本を読んで、なっちゃん先生の俳句にかける情熱を知ることができました。

子規の大らかさというのに、私も惹かれます。

俳句を作り性格も向上できたら言うことないです~。

 

まさかの俳人生活です。← 嘘です。これもブログのお蔭です。

ブログ友さんが、去年の秋ごろ急に俳句を作ると宣言しました

それに続いて、もうひとりのブログ友さんも作り始めました。

私は無理と思っていたのですが、やはり、つられて挑戦してみました。

それがキッカケで俳句も習い始めました。

教室は年に6回くらいなので、月に1回くらいの方が良いとも思うのですが・・・

 

 


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