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「焼き肉ドラゴン」を見ました。
あらすじ:
万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。
関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む
亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、
美花(桜庭ななみ)の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。
失くした故郷、戦争で奪われた左腕・・・。
つらい過去は決して消えないけれど、毎日懸命に働き、家族はいつも明るく、
ささいなことで泣いたり笑ったり。店の中は、静花の幼馴染・哲男(大泉洋)など
騒がしい常連客たちでいつも大賑わい。
“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる―”
それが龍吉のいつもの口癖だ。 そんな何が起きても強い絆で結ばれた
「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。
監督・脚本 鄭義信
竜吉は戦後、済州島に帰りたかったけれど、故郷では両親をはじめ
縁者は皆、殺されてしまった。
これは済州島の1948年4・3事件。
( 当時、済州島人口の約10%に達する2万5000〜3万人が犠牲となった。)
それで、日本で生きて行く決意をした。
長女夫婦が北朝鮮に帰ることになった。日本では暮らしにくい・・・
両親が心配したけれど、当時、北朝鮮はこの世の楽園のように宣伝していたようで、
多くの人々が北朝鮮に帰って行った。
次女夫婦は夫が韓国出身なので韓国に帰ることになった。韓国ならいつでも
行き来できるけれど。
見ている私たちは北朝鮮のことを知っているので、帰らなければいいのにと
不安しかない。
3女は日本人と結婚したので、それだけは良かったけれど。
喧嘩のシーンもいくつかあったけれど、きっと、監督が思いきって
喧嘩してと言ったのだと思う。
女同士での喧嘩は面白い~。ふたりが男性を取り合うので嫉妬がすごい。
男同士も好きな女性のために喧嘩しているし。
韓国語と日本語が混じった会話で、韓ドラを見ているので片言は分かる。