幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「黄金夜界」@新聞小説

2017-12-27 13:20:42 | 

今、ブログを書かないで年賀状を書きなさいと言っている、もうひとりの私がいる・・・

犬のイラストが可愛いのを印刷した・・・

 

葉室麟さんがお亡くなりになりました。

26日の新聞に澤田瞳子さん(作家)の哀悼の言葉が載っていた。

巨星墜つ。これほどこの言葉が相応しい方が、あれほど社会と人間に一途な

眼を向け続けた方が、今から先、歴史小説界に現れるだろうか。


私は1冊だけ読みました。

「はだれ雪」

諦めず、迷わず、信じた道を一筋に――


謎の刃傷事件を起こした浅野内匠頭。
彼が密かに残した"最期の言葉"とは。
言葉を聞いた勘解由の、秘めたる想いの行方は。

直木賞作家が描く、かつてない「忠臣蔵」!


歴史小説はほとんど読まないので、これを読んだ時は、

日本語、昔の人々の姿が男女ともに奥ゆかしいと、つくづく思いました。

(前回書いたブログのふたりは歴史小説を読むと、奥ゆかしさの魅力ということに

気がつくかもしれない。But、もう手遅れ・・・)

 

今、新聞小説を毎日、読んでいる。

「黄金夜界」 作者:橋本治

現代を舞台にして『金色夜叉』のリメイクをしてみないか」と言われて、

興奮しない物書きはいるでしょうか。貫一、お宮の物語である尾崎紅葉の

「金色夜叉」は大通俗で、遠い昔の忘れ去られた物語のように思われかねませんが、

私にとってはとても現代的なものを暗示する興味深い作品です。

登場人物の名は、明治の作品のまま、

金に翻弄される貫一、お宮のメロドラマに挑みます。

 

貫一と美也。ふたりとも物語の主人公なので、美男美女。挿絵も素敵。

貫一と美也は結婚を約束していたけれど、美也は二十歳でIT長者と結婚してしまった。

金色夜叉の話は知らないのですが、貫一がお宮を足蹴にしている銅像は知っている。

まだ、途中なのでこれからどうなるのか分からないけれど、現在、貫一が気の毒すぎる。

もう、キッパリと諦めればいいのにって思うけれど、それでは物語が終わってしまう。

美也は、お宮のように、お金に目が眩んだのでしょうか。

IT長者って、あまり好きになれない。← これってステレオタイプかもしれない。

 

図書館に予約していた林真理子さんの「我らがパラダイス」を読み始めた。

高齢化社会の親の介護問題を面白おかしく書いてあります。

普段、読まない人に限って、師走に本を読むってオカシイかも!?

~~~

韓ドラ「太陽の末裔」は、前半のクライマックスか・・・

ヒロインの運転していた車が崖から、今にも落ちそうになってしまった。

ヒーローが助けに来てくれて、車ごと海に落ちてしまった。そうする他、なかった。

ふつう助からないと思うけれど、そこまでしなくてもと思ってしまった!?

年賀状を書く気がなかなか起きない

 

 

 

 

 

 

 


 

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読書 (keito2)
2017-12-27 16:01:19
先程、図書館へ行ってきました。
お正月に読む予定です。
葉室麟さん、亡くなられてたのですね。母は何作か読んでます。
母が一番好きだった澤田ふじ子さん(瞳子さんのお母様)も60代で亡くなられ残念です。
「黄金夜界」、面白そうですね。
「我らがパラダイス」、面白かったです。
林さんって上手いなって思います。
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年末の読書 (アガサ)
2017-12-27 18:46:42
面白い本を読み始めると没頭してしまいますね。
新聞小説もおもしろいと、新聞が届くのが楽しみ。
今までも、いくつか話題になったことがありますね。
↓ あの二人は最低ですが、考えてみればこれくらいのことは平気でやりそうです。
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keito2 さんへ (るり)
2017-12-27 20:00:29
葉室麟さんのファンの方々は新しい本が読めなくなり残念でしょう。
お母様は時代小説のファンなのですね。昔は言葉遣いが、いいですね。
「黄金夜界」は、これからが面白くなりそうです。
何もかも失ったかに見える貫一が、これからどうするのか。
「我らが~」ひどい兄嫁がでてきますよね。友人にも、もっとひどい兄嫁の話を聞きました!?
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アガサさんへ (るり)
2017-12-27 20:14:36
面白い本やドラマは安上がりで、最高ですよね。
何気なく読んだ新聞小説ですが、面白いです。
新聞小説が大ヒットして映画化されたこともありましたね。

あのふたりは、私たち普通の考えを超えていますね。その超え方は下の下なので、ふたりの行く末は、いいはずない。
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