世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「第九特別演奏会2013」

2013年12月19日 | Weblog
定時に会社を上がり、池袋の東京芸術劇場へ。
9月にチケットを取って楽しみにしていた「第九特別演奏会2013」


日本フィルハーモニー交響楽団、コバケンこと小林研一郎氏の指揮。合唱は東京音楽大学。
毎年聴きに行っているが、今年は第四楽章で涙が出そうになるぐらい感動した。フロイデ~♪


このエレベーターで上の階へ昇る。
テンションが上がる。


今年もS席をゲットできた。
1階中央の良い席だった。



まずはパイプオルガンの演奏。

G線上のアリア(オルガン・ソロ)
夢のようなやさしい旋律。
パイプオルガンの音色も相成り、とてもこの世のものと思えない極上の美しさだった。

J.S.バッハ/トッカータとフーガBWV565(オルガン・ソロ)
「鼻から牛乳~♪」のやつね。めくるめく旋律の繰り返し。


遠く高いところで、パイプオルガンの演奏家が華麗に演奏。
見上げながらうっとり。
低音の重厚な響きがお腹の奥にまで来た。



休憩を挟み、第九。


小林研一郎(Cond) 長井浩美(Org) 菅英三子(Sop) 栗林朋子(Alt) 錦織 健(Ten) 
青戸 知(Bari) 日本フィルハーモニー協会合唱団 日本フィルハーモニー交響楽団


第一楽章、音が生まれてくる部分のあの緊張感がたまらない。
コバケンのタクトから音が湧き出てくるようだ。

第二楽章、ティンパニー、GJ!
リズミカルで激しい。雷のようだ。
私の行きつけの喫茶店ではなぜか第二楽章がエンドレスに流れている。一年で一番聴く旋律かもしれない。

第三楽章、ゆったりとした曲なので、自分的にリラックスモード。毎年、歳末商戦の疲れがこの旋律で癒される。

第四楽章…キター!
さっきまでうとうとしていたのに、急に目覚める。
弦楽器があの主旋律を静かに奏でる。…嗚呼、今年もよい一年だったなあとか思う。
特にソプラノが超音波みたいな音を出す部分では鳥肌が立ってしまった(あの部分、映画「ふたり」では非常に印象的なシーンで流れる…実加が貧血を起こして神永さんに抱き上げられるシーン)



オーケストラが、コバケンがタクトを振るうと音が出る大きなからくり仕掛けのように見えてくる。不思議。
合唱の時、合唱団員を見ながら背後の観客の方へ腕を振り「あそこまで届くように!」という感じでダイナミックにタクトを振るうコバケン。すると声の塊がより一層こちらまで力強く響いてくる。思わず身震いしてしまった。

そして普段、CDで聴いていると分からないことも見えて面白い。「この部分では、目立たないけどこんな楽器が使われているんだなあ」など地味な発見をして感動。


ソリストの4人も華やかで素敵だった。
錦織健の安定したテノールを聴くとうっとりしてしまう。


最後の「funken!」で昇天。
その瞬間、2013年が弾け飛んだ。

今年も素晴らしい第九を聴くことができて感激だ。
生きていて良かった。

今日の吉熊は、タキシードでキメていた。
気分だけソリスト。



地下のクリスマスツリー。
バランスが取れてて美しかった。


芸術劇場内の雑貨店のPRをしていたネコさん。
吉熊と2ショット。


楽しみにしていた第九が終わってしまい少し寂しいが、また来年も元気な体で、そして穏やかな気持ちで観賞できたらいいと思った。

また一年頑張ろう!!

帰り、メールで高校時代からの友人Y氏にメールをした。
彼は高校時代、吹奏楽部にいた。クラシックに詳しく、そして博学でユーモアがある。
「第九行ってきたよ。いつもバーンスタインの第九を聴いているんだけど、コバケンの第九って粘り気があるって思った。日本の風土の関係かしら?」
そしたら
「粘り気がある…その通りでしょう。日本人は演歌の国ですから。僕も粘っこい演奏大好き」
とのこと。

にゃるほど。