中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

黄砂

2007-04-02 11:40:35 | 身辺雑記
 昨日の午後、黄砂が来たような空の気配だったが、今朝外に出てみると、空はどんより曇っていた。

西のほうの山は、ぼんやりとかすんでいる。
 



北の方の高台にある集合住宅。


南の方に見える、私の住んでいる市で最も高い高層住宅。


 気象庁の黄砂情報(http://www.jma.go.jp/jp/kosa/)を開いてみると、特に西日本で多く観測されている。1週間ほど前から韓国ではかなり多いようだった。韓国は毎年被害が大きいらしい。


 黄砂は中国西部を含む東アジアの砂漠地帯や黄土地帯で強風のために黄砂粒子が舞いあがって東に流れ、各地に降る現象だ。

  http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosahp/4-4kosa.html

 2月の末に中国西北端の新疆ウイグル自治区のウルムチの東120キロのところで12級と言う最大級の砂嵐のために6両編成の列車が転覆し、4名の死者と100人以上の負傷者が出たそうだ。
 新華網日本版

 日本では想像つかないスケールの強風で、こういう強風が原因で黄砂現象が起こるようだ。日本では春に多く、去年は4月6日にかなりひどい黄砂が見られ、大阪ではビルがぼんやりと煙っていた。

 今朝の新聞には「記録的な暖冬の影響で中国大陸も例年より暖かかったため、砂が舞い上がりやすくなっている。今春の黄砂は期間も長く、量も多そう」という気象情報会社の予報担当者の談話が載っていた。

午後にはますます濃くなった。太陽もぼんやりしている。


大阪で。