中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

花水木(ハナミズキ)

2007-04-24 09:27:28 | 身辺雑記
 桜が終わってしばらくするとハナミズキが咲き出す。以前はそれほど見かけなかったが、最近では街路樹として植えられていることが多くなったし、庭木としてもよく見かける。人気があるのだろう。



 ハナミズキは北アメリカ原産のミズキ科の落葉。米国の首都ワシントンのポトマック河畔の桜は有名だが、これは明治の終わりごろに尾崎行雄(咢堂)東京市長が、米国のタフト大統領夫人の希望を受けて寄贈したもの。その返礼として、1915年にハナミズキが米国から東京市に贈られたのが日本でのハナミズキの起源で、日米親善の木とされる。その原木は日比谷公園に残っているそうだ。花言葉は「返礼」。



 4枚の大きな花弁に見えるのは苞(花序の基部につく葉)で、それに囲まれた中心部に小花がある。

  

蕾と言うのか。開き始めた苞。





苞が花弁に見える花に、よく見られるドクダミがある。

 「種類で探す花図鑑」(インタネット)より


 近縁種に、日本原産のヤマボウシがあり、ハナミズキはアメリカヤマボウシと呼ばれたことがある。

  「四季花ごよみ 夏」(講談社)より